ジェフ・リンズELO、15年ぶりのアルバム登場、さっそく名曲も
ジェフ・リンズELOが、ELOとしては15年ぶりとなるアルバム『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』をリリースする。海外は11月13日、日本は11月18日に高品質BSCD2仕様/日本のみのボーナストラック収録の形でリリースとなる。
◆ジェフ・リンズELO画像
試聴音源が公開された新曲「ホエン・アイ・ワズ・ア・ボーイ」は、ジェフ・リンの少年時代の夢やこれまでの音楽人生について歌った曲で、ヴィンテージELOサウンドと言えそうな、既に名曲として永遠に残っていくことが約束されたようなメロディを聴かせてくれる。
「音楽は人生に強力な影響を及ぼすんだ。1つのいい曲があれば、人はこの宇宙で孤独感をずっと味わわずに済む。そういう曲を1つ作ろうとすることによって、僕自身の孤独感もずっと弱まるんだ。僕の人生すべてが…バーミンガムで夢見る子供だったあの頃から今日に至るまでが、音楽にどれほどたくさんのことができるかの証明だよ」──ジェフ・リン
米コロンビア・レコーズ(ソニー・ミュージック)社長のアシュリー・ニュートンはアルバムについて「『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』は純然たるポップスの完成形です。ELOのカムバックに携れることに私たちは胸を躍らせ、この現代の名盤を米コロンビア・レコーズ(ソニー・ミュージック)からリリースできることを非常に誇りに思っています」と喜びを語っている。
過去におけるELO作品同様、ジェフ・リンは新作『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』でプロデューサー、ソングライター、アレンジャー、リード・シンガー、ギタリストを務めている。ジェフ・リンズELOとしては、2014年9月にロンドンのハイドパークでBBCラジオ2主催の<フェスティヴァル・イン・ア・デイ>のヘッドライナーとして約30年ぶりに出演、ソールドアウトにした5万人のファン、そしてテレビ中継を見た100万人近くの視聴者の前で素晴らしいライヴ・パフォーマンスを披露し、2015年2月に行なわれた第57回グラミー賞ではエド・シーランと「Mr. Blue Sky」などを共演するなど、復活の機運が高まっていた。
ELOは、ザ・ビートルズへの愛情とロックとクラシックを融合させた独自の音楽スタイルで1970~1980年代を席巻、1971年結成以来、1986年の『バランス・オブ・パワー』まで12枚のアルバムを残し解散したが、2001年に『ZOOM』で一度復活を果たしている。ELOとして全世界で5000万枚以上のトータルセールスを記録している彼らは、1974年から1981年の間、次々にマルチミリオンセールス記録し全米・全英で20曲以上のトップ40入りヒットを放ち、当時ギネスで“最もTOP40ヒットが多いアーティスト”という記録を残した。日本では「トワイライト」がドラマ“電車男”の主題歌に起用されたり、「ミスター・ブルー・スカイ」がCMに使用されるなどおなじみの楽曲も多い。他「ザナドゥ」「シャイン・ラヴ」「ドント・ブリング・ミー・ダウン」 「コンフュージョン」「ロンドン行き最終列車」なども大ヒットした作品だ。
一方ジェフ・リンは、グラミー賞を受賞したスーパーグループ、ザ・トラヴェリング・ウィルベリーズの結成メンバーでもあり、音楽史上最も名高いプロデューサーのひとりでもある。彼はザ・ビートルズ、ロイ・オービソン、ジョージ・ハリスン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、トム・ペティ、ジョー・ウォルシュなど数多くの伝説のアルバムのプロデュースを手がけ、コラボレーションを行なってきた。2015年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム受賞。聖ユダヤ小児研究病院(St.Jude Research Hospital)、MusiCares(NARAS傘下の音楽関連チャリティ財団)、H.E.A.R.T. (Helping Ease Abuse Related Trauma、虐待関連トラウマ緩和支援団体)といった団体に積極的に支援活動を行う人道主義者でもある。
ジェフ・リンズELO 『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』
日本盤:高品質BSCD2仕様/日本のみのボーナストラック収録決定
Standard Version:10曲収録予定 SICP-30891 ¥2,500+税
Deluxe version:スペシャル・パッケージ 12曲収録 SICP-30890 ¥3,000+税
◆ジェフ・リンズELOオフィシャルサイト(海外)
◆ジェフ・リンズELOオフィシャルサイト
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