ELOのオマージュ・プロジェクト“L.E.O.”、唯一の作品にボートラ10曲を加えた最新リマスター日本独自企画盤発売

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敬愛するELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)への愛情に満ち溢れたオマーシュ・プロジェクト、L.E.O.唯一の作品『アルパカス・オーグリング』に、ボーナス・トラックとして中心メンバー、ブルウの初CD化を含むベスト選曲10曲を追加した日本独自企画盤が2021年9月8日発売となることが決定した。

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L.E.O.はエレクトリック・ライト・オーケストラをこよなく愛するミュージシャンやプロデューサーが集まって結成された限定ユニットで、パワー・ポップ界の奇才ブルウを中心として、アンディ・スターマー(ジェリーフィッシュ)、マイク・ヴァイオラ(キャンディ・ブッチャーズ)、ハンソン、ジェイソン・シェフ(シカゴ)、スティーヴ・ゴーマン(ブラック・クロウズ)、マット・マハフィー(セルフ)、ジョン・フィールズ(プロデューサー)、トニー・ゴッデス(パパス・フリータス)、エリック・バラオ(ザ・コーションズ)、スコット・サイモンズ(ジ・アーギュメント)、ポーラ・ケリー他、「21世紀のオルタナティヴ・ポップ版トラヴェリング・ウィルベリーズ」とも呼べる多彩な才能が集っている。

2006年に発売された『アルパカス・オーグリング』は、ELOとトラヴェリング・ウィルベリーズのエッセンスをたっぷりと取り入れた、ジェフ・リンへのオマージュ、愛情に満ちた甘く切ないメロディに貫かれた超ポップな楽曲満載で、LA Weekly誌では『L.E.O.とは、ELO.狂のプロデューサー陣によるスーパーグループ。ゴリラズmeetsラトルズが「ザナドゥ」でやっているような感じである!』などと称されていた。近年しばらく入手困難となっていたが、2021年最新リマスターで復刻。ビートルズを愛するジェフ・リン率いるELOに敬意を表した本作は、隔世遺伝的BeatleDNAともいえる極上のメロディ満載の珠玉のポップ・アルバムとなっている。

中心メンバーのブルウはこのプロジェクトについてこう語っている。「ELOはピュア・ポップなメロディとコード進行が大好きで、ジェフ・リンの出すものはいつも非の打ち所がない。ジェフ・リンの独特のプロダクションも魅力的だった。ある時ELOとともに、ザ・ビートルズ、ジョージ・ハリスン、ロイ・オービソン、トム・ぺティ、トラヴェリング・ウィルベリーズなどをプロデュースした時のジェフ・リンの独特のメソッド、スタジオでの手法やテクニックについて、プロデューサーのリック・ルービンが語っている話を聞いたんだ。それを実践してみたいと思ったのが、L.E.O.のきっかけだった。そして、彼のスタイルで新しい曲を作る(そうすることによって彼のソングライティングを研究する機会を与えられる)ことなしには、真の意味でジェフ・リンの音楽を探求することができないと思ったんだ。それに、カヴァーだと大抵の場合オリジナルと比べると色褪せて見えるものだしね。でもL.E.O.でトライした方法は”トリビュート“アルバムへのアプローチとしてとても個性的だと思う。コラボレーションの多くは、実はオンライン(メールとインスタント・メッセージ)でやったんだ。というわけでこのグループL.E.O.のフルネームはLittle Email Operas(リトル・イーメイル・オペラズ:小さな電子メールのオペラ)なんだ」。

同じくこのプロジェクトに参加したアンディ・スターマー(ジェリーフィッシュ)は参加することにした理由をこう説明する。 「影響を受けやすい若手音楽ファンとして、ELOの存在感はとにかく避けようがないものだったからね。ジェフ・リンのフックやメロディに対する天才的なセンスは、僕の耳に本当にたくさんの珠玉のポップを残している。僕が自分自身の音楽的な言語を開拓するようになったときも、ミスター・リンの影響が明らかに存在していたんだ。退屈なトリビュート・アルバムのオンパレードの中、このCDはユニークだ。カヴァー曲で埋め尽くす代わりに…そういうのはいつもオリジナルに遠く及ばないよね…このプロジェクトはELOの音楽的な言語に敬意を表して、そのボキャブラリーを利用してまったく新しい会話を作ろうとしている。その枠組みの中でこれだけ多彩で新しい景色を作り出すことができるというのは、ここに参加している多種多様なアーティストたちの才能だけじゃなくて、ジェフ・リンとELOが作った言語の活力を証明しているんだ」。



更に本作にはボーナス・トラックとして中心メンバー、ブルウのソロの名曲の数々やレア・トラックから新曲まで初CD化を含む“The Best Of Bleu”ともいえる10曲を追加収録。これまでブルウが発表してきた『Readhead』から『To Hell With You』まで5枚のアルバムからの選曲に加え、2020年に新たに制作された新曲3曲をコンパイル。また、彼の代表曲の一つであり、映画『スパイダーマン』にも使用された「Somebody Else」は、2012年のクラウドファンディングのプロジェクトの一つだった“Redhead Record Club”によって再レコーディングされた音源が使用されている。新曲3曲「Love You So」「Golden Child」「Baby By Your Side」はどの曲もCDに収録されるのは初めてのナンバーばかり。「Golden Child」は、ブルウらしい最高のポップ・ナンバーで、トランプ元大統領を皮肉るミュージック・ビデオも必見。


10曲のボーナス・トラックが追加された日本仕様L.E.O.『アルパカス・オーグリング+10』は、今の日本でしか実現しない、ポップ・ミュージック・ファン垂涎の一枚。9月8日にBeatleDNAコンピ第二弾『Power To The Pop 2』と同時発売となる。

『アルパカス・オーグリング+10』

2021年9月8日発売
SICX-30123(高品質BSCD2) \2,750(税込)

■収録曲:
1. Goodbye Innocence グッバイ・イノセンス
2. Ya Had Me Goin’ ヤ・ハッド・ミ-・ゴーイン
3. Distracted ディストラクテッド
4. Make Me メイク・ミー
5. The Ol’ College Try ジ・オル・コレッジ・トライ
6. Nothin’ Will Ever Change ナッシン・ウィル・エヴァー・チェンジ
7. Don't Let It Go ドント・レット・イット・ゴー
8. Private Line プライヴェート・ライン
9. Sukaz Are Born Every Minute サッカーズ・アー・ボーン・エヴリ・ミニット
10. Don't Bring Me Down ドント・ブリング・ミー・ダウン(ELOカヴァー)
11. Money & Music マネー&ミュージック

【BONUS Tracks: “The Best Of Bleu”】
12. Could Be Worse  クッド・ビー・ワース (2003『Redhead』)
13. Somebody Else  サムシング・エルス (Redhead Record Club) (初CD化)
14. No Such Thing As Love ノー・サッチ・シングス・アズ・ラヴ (2009 『A Watched Pot』 )
15. B.O.S.T.O.N. ボストン(2010 『Four』 )
16. How Blue ハウ・ブルー(2010 『Four』 )
17. Save It For A Rainy Day セイヴ・イット・フォー・ア・レイニーデイ
18. Grasping At Straws グラスプリング・アット・ストロウズ (2015 『To Hell With You』 )
19. Love You So ラヴ・ユー・ソー(新曲)(初CD化)
20. Golden Child ゴールデン・チャイルド(新曲)(初CD化)
21. Baby By Your Side ベイビー・バイ・ユア・サイド(新曲)(初CD化)

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