千秋、キャイ~ン天野っちに「映画出たい」と出演要求
9月15日、レンタルサービスのゲオホールディングスが、新サービス発表会を表参道ヒルズのスペース オーで開催し、同社とエイベックスの提携および新VODサービス「ゲオチャンネル」を2016年2月よりスタートさせることを発表した。また発表会にはトークゲストとして、過去に映画を撮ったこともあるキャイ~ンの天野ひろゆきと、娘と「映画クラブ(=映画ブ)」を作るほどの映画ファンでもある千秋、そしてメディアコンサルタントの境治が登壇。映像作品の楽しみ方を語った。
◆「ゲオチャンネル」発表会 画像
「ゲオチャンネル」は、月額590円で配信コンテンツが見放題になるベーシックプランのほか、ベーシックプランにさらに月額590円で実店舗でも旧作タイトルを月20本までレンタル可能な「店舗オプションプラン」、宅配レンタルにて月8本を14泊15日できる「宅配オプションプラン」をオプションとしてそれぞれ月額590円で用意。つまり、月額1770円で全オプションプランを利用する“ハイブリットVOD(リアル店舗とデジタルの融合)”によって、ユーザーのあらゆるニーズに応えることができる、としている。
さらにゲオチャンネルには、ゲオの実店舗での過去10年分のレンタル視聴履歴とゲオチャンネルでの視聴履歴を連携されたレコメンデーション機能も搭載されるとのこと。現在のゲオ会員1600万人は同チャンネルの無料会員として無料サービスを利用できる。
「すごいですよね。(VODや宅配だと)店舗に行って借りる手間がいらないわけですからね。かといって、パッケージとか見たくなったら、逆に店舗に行ってみることもできる。両方選択できるのがいいですね。」と、今回のサービスを興奮気味に語る天野。一方、千秋は「今まで買えば買うほど家が狭くなってたから借りてたけど、「あれまた観たい!」ってなったらまた借りに行かないといけなかったけど、(月額だから)好きな映画を何回でも観れるし。子どもとか好きな映画を何回も観るので。自分の映画棚みたいな感じですよね。」と、母親目線から本サービスを絶賛した。
ちなみに、ゲオチャンネルのアダルトコンテンツについては、ゲオ側の調達によってプレステージ作品が配信されるとのこと。これについて天野は「店舗で借りると店の奥のほうに行かないといけないですからね!」と、なぜか前のめりで話に食いついていく。「新婚なのに観るんですか?」と千秋からツッコまれると、「一応、確認しとかないとね。今の世相みたいなものを(笑)」と、芸人として情報などなどの感度高めなところ、もしくは好奇心などなどの旺盛なところを見せていた。
そんな天野は、過去に監督した短編映画『CAGE』が<ゆうばり映画祭>で入選したこともある。クリエイターとして話を振られると、「ゲオチャンネル限定のドラマとか撮らせていただけたら、やれると思う。コントとかも面白いかもしれない。」と、次回作への意欲も語る。すると千秋は「私、映画出たことないから出たい!」と速攻で天野っちに出演を要求。天野ひろゆき監督の次回作品は、早くも出演者までも決定したようである。
境は「アメリカで成功したNetflixはレンタルから配信モデルに移行した。ゲオさんも同じような成功が見込めるのではないか。」と、ゲオチャンネルを分析した。
なお、ゲオホールディングスの遠藤結蔵 代表取締役社長が掲げたハイブリッドVODという今回のビジネスモデルに感激したというエイベックス・グループ・ホールディングスの千葉龍平 副社長CSOは、「これから前途多難な戦いが行なわれていくことだと思うが、両社で鋭意を結集して必ずや成功に持っていきたい。」と、決意を語っている。