ヤマハ、エントリークラスドラムセットをモデルチェンジ、バーチ100%シェルで豊かな響きと鳴りのよさを実現「ステージカスタムバーチ」
ヤマハは、アコースティックドラムの新製品として、ヤマハ システムドラムス「ステージカスタムバーチ(Stage Custom Birch)」の新モデルを9月15日より発売する。
今回登場の「ステージカスタムバーチ」の新モデルは、エントリークラスドラムセットながら上位機種にひけをとらない仕様と品質で好評の現行モデルを、さらなる鳴りの良さや扱いやすさにこだわってモデルチェンジしたもの。
バーチ材を100%使用した6プライ構造のシェルにより中音域の豊かな響きを得られるほか、上位機種に採用して好評のアブソルートラグを新たに搭載したことで、シェル鳴りがさらに向上。また、バリエーションに富んだシンバルセットや18インチクラッシュシンバルのオプションセットなど、セットのラインアップを充実させたことで、ドラマーの多様なニーズに対応できるシリーズへと進化している。
▲左から100%バーチ材使用6プライシェル、新たに搭載されたアブソルートラグ、シェルとの接地面積を最小限に抑えたタムマウントシステムY.E.S.S.。
バーチ材のみを使用したシェルには、上位機種譲りのアブソルートラグを新たに搭載。シェルの振動を損なわず余すところなく伝え、繊細なスティックワークにも追従する表現力を実現。さらに、シェルとの設置面積を最小限に抑えたヤマハ独自のタムマウントシステムY.E.S.S.(ヤマハ・エンハンスト・サスティーン・システム)により、シェルの鳴りを最大限に引き出す。
充実したシンバルセットのラインナップにも注目。ジルジャン社のバリエーション豊かなシンバルセットを用意。「A Zildjian」シリーズ、「zbt」シリーズ、「zht」シリーズのシンバルセットをラインアップする。また、18インチクラッシュシンバルとブームシンバルスタンドを組み合わせたオプションセットも展開し、ドラマーの多様なニーズに対応する。
シェルセットのラインナップはバスドラムとフロアタムのサイズに応じた2種類を用意。豊富なサイズのシェル単品も用意しており、シェルの追加やカスタマイズも可能だ。カラーは、高品質なラッカー塗装仕上げによる5種類のバリエーションを用意。ナチュラルウッド、レーベンブラック、クランベリーレッド、ハニーアンバー、そして新色のピュアホワイトが揃う。
各モデルの価格は以下のとおり。シェルセットにハードウェアセット、ドラムスツールを組み合わせたセットの価格は、22”バスドラムスタンダードセット(SBP2F5STD)が163,000円(税別)、20”バスドラムスタンダードセット(SBP0F5STD)が158,000円(税別)。
▲上段左はスネアドラム「SBS1455」ピュアホワイト。カラーバリエーションはナチュラルウッド(NW)、レーベンブラック(RB)、クランベリーレッド(CR)、ハニーアンバー(HA)、ピュアホワイト(PW)の5色。
製品情報
・バスドラム(SBB1815など4サイズ・4品番):36,000円(税別)~44,000円(税別)
・フロアタム(SBF1413など3サイズ・3品番):21,000円(税別)~27,000円(税別)
・タムタム(SBT0807など6サイズ・6品番):11,000円(税別)~20,000円(税別)
・スネアドラム(SBS1455):20,000円(税別)
◆ヤマハ システムドラムス ステージカスタムバーチ シェルセット
・SBP2F5: 108,000円(税別)
・SBP0F5:103,000円(税別)
※ シェルセットは、<バスドラム×1台+フロアタム×1台+タムタム×2台+スネアドラム×1台+タムホルダー×1個>をパッケージし、一梱包としたもの。これに、ハードウェアセットやシンバルセットなどを組み合わせることでドラムセットとなる。
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