beyerdynamicからテスラテクノロジー搭載のスタジオモニターヘッドホン最上位機種「DT 1770 PRO」

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ティアックは、独beyerdynamic社のハイエンド・スタジオモニターヘッドホン「DT 1770 PRO」を9月中旬より発売する。

「DT 1770 PRO」はプロフェッショナル向けに開発されたスタジオモニターヘッドホン。beyerdynamicのスタジオモニターヘッドホンの最上位機種となるモデルだ。8月21に行われた同社のフラッグシップモデル「T 1 2nd Generation」発表会において参考出展として世界発披露されたモデルがいよいよ発売となる。

世界中のミュージシャン、サウンドエンジニア、サウンドプロデューサーに愛用されている「DT 770 PRO」の音をベースに、バージョン 2.0に進化したテスラドライバーを搭載。テスラテクノロジーは、1テスラ(1万ガウス)を超える強力な磁束密度を生み出すbeyerdynamicの独自技術で、高い能率、広いダイナミックレンジ、歪みの低減などの効果を生み出すのが特徴。ソリッドでバランスの良いサウンドは、マスタリングやレコーディングの現場で必要とされるハイレベルな要求に応える。

スタジオモニター用にチューニングされたテスラ2.0ドライバーは、既存のプロモニターシリーズよりも高解像度で大きな音場を実現し、情報量豊かな判断に適した空間再現能力を持つのが特徴。ベーシックは同社の「T 90」「T 70」と同じだが、3層構造のダイアフラムが不要な共振をなくし、明瞭な倍音と豊かな低域を同時に実現している。ミキシングやマスタリングに最適なモニター環境を提供するだけでなく、優れた遮音性と高効率出力により、音漏れの排除や大音量再生が必要なレコーディングモニターとして、PAエンジニアのモニタリングヘッドホンとしても最適だ。


▲ケーブルは着脱式で、コイルとストレートの種類が付属。オーディオ機器側は3.5mmステレオミニプラグで、標準プラグへの変換アダプターも付属。

内部のパーツを厳選したほか、快適な装着感を提供する交換式イヤーパッド(ベロアと合皮の2種が付属)、スプリングスティールを採用した柔軟なヘッドバンドなど、形状や操作感まで人間工学的に検討。プロの現場における長時間、長期間の使用にも耐えうる構造となっている。また、着脱式片出しケーブルはロック可能なミニXLR端子を採用。ケーブルはストレートとコイルが各1本ずつ付属。軽量のキャリングケースも付属する。


▲デザインはクールで現代的なものに。ベロア(本体装着済み)と合皮の2種類のイヤーパッド、キャリングケースが付属。

製品情報

<おもな仕様>
形式:ダイナミック、密閉型
周波数特性:5Hz - 40,000Hz
感度(SPL):102dB (1mW/500Hz)、最大SPL 125dB (200mW/500Hz)
周辺ノイズ減衰:ベロア 約18dBA、合皮 約21dBA
インピーダンス:250Ω
歪率:0.05%以下 (1mW/500Hz)
許容入力:200mW
ヘッドバンド側圧:約7.2N
ケーブル長:3m/片出しストレート、5m/ 片出しコイル
コネクター:3.5mm(1/8")ステレオミニプラグ、6.3mm(1/4")ステレオ標準プラグアダプター
質量:388g(ケーブル含まず)
付属品:コイルケーブル(5m)、ストレートケーブル(3m)、合皮製交換イヤーパッド(ベロアは本体に装着済み)、キャリングケース

◆DT 1770 PRO
価格:オープン
発売日:2015年9月下旬

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