【イベントレポート】ライヴハウスで縁日? 入場無料のガールズ・ロック夏祭り
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お盆休みに突入したばかりの8月12日に、今、ガールズ・ロックシーンで大注目を集めている7アーティストが集結したフリーイベントが開催された。
◆<ヒップ☆アタック☆パニック!! GirlsRock Summer Circuit 2015~>画像
東京都心のど真ん中にある円形ライヴハウス、新宿ReNYにて開催されたこのイベントは、現在のガールズ・ロックシーンを牽引する人気シリーズ<ヒップ☆アタック☆パニック!!>にレギュラー出演する7アーティストで、2014年に続いて敢行された、関東を回る夏のサーキット<ヒップ☆アタック☆パニック!! GirlsRock Summer Circuit 2015~>のファイナル公演として開催されたものだ。
今回は<~夏の大感謝祭!! 二度とやらない入場無料の夏祭り!!!~>と銘打って、チケット代無料のフリーイベントとして開催され、次世代ガールズ・ロックシーンを担うCREA/CherryHearts/FullMooN/Caramel/Milkey Milton/HERe:NE/逢瀬アキラの競演ライヴとともに、開演前には夏祭りならではの縁日も開催され、浴衣姿の彼女達による屋台の出店でファンを喜ばせた。
開演前のフロアでは、かき氷や型抜き、スーパーボールすくいや駄菓子の屋台の前で、色鮮やかな浴衣姿や、何故かコスプレ姿の出演アーティスト達が売り子となって現れてくれた。普段はなかなか見られない彼女達の艶やかな姿を眩しく見上げながら、ファンも童心に戻って夏祭りを楽しんでいた。
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▲縁日
そんな癒しの空間を経て、開演と同時に7アーティスト達によるパワフルなパフォーマンスがスタートとなった。トップバッターは、ふんわり甘めな雰囲気の外見からは想像が出来ないほど、爽やかなロックナンバーやしっとり切ないバラードで魅了してくれた、Milkey Miltonだ。照明に煽られながら登場した彼女達は、1曲目の「踊れ!」でポップロックサウンドを響かせた。
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▲Milkey Milton
続く、しゃもじを片手に登場した仙台のHERe:NEは、Voが割烹着をみにまとい、ラウド系、POP、パワーメタル…と様々なナンバーで、会場を一気にヘレーネの空気に変えてしまう。これが彼女達の言う「笑顔の魔法」というパワーだ。
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▲HERe:NE
一見するとアイドルのような雰囲気のFullMooNが登場すると、オルゴールの音色に誘われて「blue max」の世界へトリップ。「effecter」の爽快なロックサウンドに合わせて上昇するテンションを、「ステージ」で少しクールダウンさせた。
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▲FullMooN
続いて2.5次元ロックアーティストの逢瀬アキラがステージへ登場すると、客席では赤いサイリウムが輝き始めた。キュートなロックで客席を煽ったかと思えば、今度はダンサーを引き連れたダンサブルなナンバーで、会場を激しく揺らす。「Ms.Amyは夢遊病」から、「Kiss me Darlin’ ♡Love me Darlin’k」まで、オーディエンスはその完成された世界観に酔いしれていた。
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▲逢瀬アキラ
その小さな見た目と相反するパワフルなサウンドで魅せるCaramelは、草原に吹く風のような清々しいロックで盛り上げてくれた。特に、「恋愛少女」からの「恋愛少女2」という流れは、王道ロックサウンドに等身大の恋愛観を綴った、彼女達ならではの世界を見せつけるものだった。
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▲Caramel
モデルのようなヴィジュアルなのに、アグレッシヴにオーディエンスを煽るCherryHeartsは、「My Way」でステージ上のメンバーに合わせてオーディエンスを左右へととスキップに誘う。まるでワンマンライヴかのように会場を一体感で埋め尽くした。
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▲CherryHearts
この日のトリは、次世代ガールズ・ロックシーンの一翼を担うであろう実力派バンドのCREAが飾った。腹の底から響いてくるようなハードサウンドで会場の熱気を急上昇させる「GO+ON」から「REASON」にかけて、オーディエンスとの掛け合いとともに会場のテンションはMAXに。夏にピッタリな「GO MY WAY」では、どこまでも高く飛んで行けるような疾走感でオーディエンスを縦に揺らし続けた。
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▲CREA
ラストは、全アーティスト総出演で記念撮影の後に、夏定番ナンバー「夏祭り」のセッションが披露され大団円を迎えた。今回出演した7アーティストをはじめ、ジワジワと盛り上がりつつあるガールズ・ロックシーンの注目アーティスト達が集結する<ヒップ☆アタック☆パニック!!>は、今後も引き続き精力的に開催される。
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▲セッション
Photo:Kinoko
企画/制作:WEST FOREST MUSIC
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