キース・リチャーズ「ミック以外バックアップしたくない」

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キース・リチャーズは、ミック・ジャガーとの口論を楽しんでいるそうだ。夜中、何を言ってやろうか思いつき、起きて書き留めておくこともあるという。

◆ザ・ローリング・ストーンズ画像

キースは『MOJO』誌にこう話した。「ミックと俺は年中、言い争っている。俺にしてみれば、喧嘩じゃない。ミックは支配欲が強いだろ。彼は、自分がヌメロ・ウノ(No.1)だと信じてなきゃならない。だから、ほとんどのとき俺は従うよ。ストーンズに影響する判断を誤ったと思わない限りね」

「多分、俺らはお互い、口論を楽しんでいると思う。俺はときどき、夜中起き上がって、セリフをメモしてるんだ。“これはあいつのために取っておこう”ってわけだ」

また、何年か前だったら出なかったかもしれない、こんな素直な発言も。「俺らはダチだよ。仕事の面で言えば、俺はほかにバックアップしたいシンガーは思いつかない。あいつは素晴らしいよ」

「あいつは、自分に対し証明したいことがいっぱいあるんだろうが、必要ないんだよ。もう全部、証明済みなんだから。“ミック、リラックスしろ、のんびりやろうぜ”って感じなんだけどさ、でも、リラックスしているミック・ジャガー? そんなの、本当に稀だ。いつも何かやってなきゃ気が済まないタイプなんだ」

北米ツアーを終了したザ・ローリング・ストーンズは、秋に別の場所でツアーを再開すると言われているが、まだ発表はない。キースはバンドが休暇中、23年ぶりとなるソロ・アルバム『Crosseyed Heart』をリリースする(9月18日発売)。


一方のミックは今週日曜日(7月26日)、72歳の誕生日を迎えた。バンドのオフィシャル・サイトに彼のキャリアを振り返るお祝いのビデオが掲載されている。


Ako Suzuki
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