ザ・ローリング・ストーンズ、展覧会のポスターが禁止に

ポスト

ザ・ローリング・ストーンズが2016年ロンドンの美術館で開く展覧会<EXHIBITIONISM>の広告が、卑猥だと、地下鉄やバスでの張り出しが禁じられた。

◆<EXHIBITIONISM>画像

本来の広告では、バンドの象徴的なベロマーク・ロゴは女性のパンツの上に描かれている。美術館やチケットを販売するTicketmasterはそのまま使用していたが、『Daily Mail』紙によると、その基準が厳しいロンドン交通局は、ロゴを腹部周辺まで移動しなければ駅やバス停で張るのを認めないと言い出したそうだ。

ザ・ローリング・ストーンズのスポークスマンは「彼らの馬鹿げた決定には唖然とすると同時に困惑しています。多分、これこそがザ・ローリング・ストーンズであり、論争は彼らについて回るようです」と話している。

ストーンズのアートワークが物議をかもすのはこれが初めてではないが、ロンドン交通局の基準が話題になるのも数度目。彼らは過去に、メタリカとルー・リードのコラボ・アルバム『Lulu』やマッシヴ・アタックの『Heligoland』のポスターの張り出しを禁じている。

ザ・ローリング・ストーンズの50年の歴史を振り返る、バンド初の大規模な展覧会<EXHIBITIONISM>は、2016年4月6日から9月までロンドン、キングス・ロードにあるSaatchi Galleryで開かれる。

Ako Suzuki

◆LINE MUSIC「The Rolling Stones Sticky Fingers」プレイリスト
この記事をポスト

この記事の関連情報