【オレンジポートのフランス便り】JAPAN EXPO 最終日「パリモデルデビュー」
フランスパリで4日間開催されたヨーロッパ最大の日本ポップカルチャー発信イベント<JAPAN EXPO2015>が盛大に幕を閉じた。この日は静岡県沼津市ご当地アイドル「オレンジポート」にとって2つのイベントが用意されていた。
◆オレンジポート画像
1つ目は、奇才デザイナー「MOTONARI ONO」とコラボ。パリモデルデビューだ。会場中、ファッションにうるさいパリっ子が集まるなか、堂々とした立ち振る舞いでランウェイを颯爽と歩いた。
「MOTONARI ONOさんの服はクラシカルで大人っぽく大好きな服です。普段小物をつけることが多い私ですが、小物がなくても大人らしくエレガントに魅せる洋服の力にビックリしました」──露木樹里
「フィッティングや控室でパリモデルの姿勢を学んだ。少しでも負けないよう堂々とランウェイを歩いてみました。結果、自分の知らない新しい自分を見つけました」──渡辺結菜
「ダンサー志望の私はいつか自分の踊りを世界に知らしめたいと思ってます。今回ウォーキングの指導を受けて、世界の舞台でチャレンジできたことが、ダンスにも活かせそうです。とても貴重な体験ができました」──小池珠璃
「小学校1年生からモデルで活動中の私にとってパリでランウェイを歩くことは特別な意味を持ちます。本場のスタッフ、モデルさんを見て1つ1つのディテールをこだわっていて勉強になりました。いつか人に影響を与えるモデルさんになりたいです」──早乙女るな
2つ目は、JAPANEXPO最大の収容を誇る『KARASUステージ』(8,000人収容)最終日でのオオトリでの出演だ。藍井エイルが歌い終わった後のステージとなる。気負いなく、疲れを知らないオレンジポートは、ここでも堂々としたパフォーマンスを見せ、まさに自分たちも<JAPAN EXPO2015>を楽しんでいるようだった。
LIVE終盤には本プロジェクトのために作られた新曲「願い事」「WELCOME TO JAPAN」の2曲を披露され、性別も人種も関係なく大いに会場はオレンジポートに酔いしれることとなった。
「世界中で怖いこと、戦争、事件が続くなか、いろいろな人が口ずさんでほしく楽曲「願い事」を作りました。「WELCOME TO JAPAN」は昨年クリスマスにフランスからオレンジポートファンが沼津市にやってきたときに曲が独り歩きしました。<JAPAN EXPO2014>でファンになったフランス人のお客さんが、わざわざ遠いところまで来てくれた喜びと驚きで何か音でお礼をしたいと思いまして。そのときは2小節だけしかできなかったのですが、『おもてなし』の思いが日に日に強くなっていき曲が誕生しました」──プロジェクトリーダーYANAGIMAN
最後にリーダー露木樹里に次なる目標を聞いたところ「来年の<JAPANEXPO 2016>に必ず戻ってきます。1番大きな箱を満杯にさせるぐらいのアーティストになりたいです。そしていつか世界ツアーをして第二の故郷・フランスに戻ってきます!」と、大きな手応えとともに希望溢れる意気込みを聞かせてくれた。