ビル・ワイマン、ストーンズの銘板にクレーム

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1960年代初め、幼馴染だったミック・ジャガーとキース・リチャーズが再会した英国ケント州にあるダートフォード駅に、2月、それを記念するプラークが設置されたが、ビル・ワイマンからの申し立てにより、その記述の一部が変更されることになった。

◆「ザ・ローリング・ストーンズ画像

銘板には「ザ・ローリング・ストーンズ ブリティッシュ・ロック・バンド ミック・ジャガーとキース・リチャーズは1961年10月17日、このプラットフォーム2で出会い、史上最も成功したロックバンドの1つ――ザ・ローリング・ストーンズを結成することになった」と記されている。

しかし、ワイマンは、これは事実と違うとクレームをつけた。彼はBBCラジオ5でこう話した。「ミック・ジャガーとキース・リチャーズがザ・ローリング・ストーンズを作ったわけじゃない。彼らは、僕らみんなと同じでザ・ローリング・ストーンズの一員だった」

「ブライアン・ジョーンズが、ブルース・バンドを結成したくて、それぞれのメンバー1人1人に声をかけたんだ。彼がザ・ローリング・ストーンズと名付けた。彼が音楽を選び、彼がリーダーだったんだ」

これに対し、銘板を設置したダートフォード市議会は、ザ・ローリング・ストーンズの結成ではなく、同市出身のミックとキースの再会を記念するのが目的だったと説明したが、「歴史的事実はとても重要だ。正確にしたい」と、銘板の記述を変更することを決めた。

新しい銘板では、「ここでミックとキースが出会い、ザ・ローリング・ストーンズの一員になったと明記する」そうだ。

Ako Suzuki

◆LINE MUSIC「ザ・ローリング・ストーンズ50songs」プレイリスト
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