【ライブレポート】Derailers、初全国ツアーで変幻自在のセトリを披露
Derailersが、6月4日よりスタートさせた全国14ヶ所を回るツアー<A.R.T~Art Revolution Tour 2015~>の東京公演を渋谷VUENOSにて行なった。そのオフィシャルレポートをお届けする。
◆Derailers 関連動画
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2014年3月に初音源作品となったミニアルバム『Track“0”』を突如リリースし、2014年12月には早くもメジャーデビューとなる1stアルバム『A.R.T』をリリースしたDerailers。3人が生み出す音楽は型にハマらないジャンルレスなものであり、聴く者に驚きと新鮮さ、そして音楽に浸る心地良さを存分に堪能させてくれる。
そんなメンバーは、結成当初からツアーの実施に強い意欲を燃やすもソロ活動が多忙を極め、スケジュールの都合からなかなかツアーが組めない状態が続いていたが、このたび初全国ツアーを決行。6月4日の札幌公演を皮切りに<A.R.T~Art Revolution Tour 2015~>を開催しており、6月26日にその東京公演を行なった。
東京公演は、普段クラブとして使用されることの多い渋谷VUENOSで行なわれた。一曲目の「重い空気に羽」でガツンと一気に観衆のテンションが上がる。Rueed(Vo)が「俺らジャンルレスなバンドだから」と言うように、彼らが鳴らす音はライブハウスでもクラブでもどちらでも通用する音であることを証明しライブがスタートした。
中盤には、「Satisfaxion」「Coolin’」といった体を揺らすミドルテンポな楽曲を聴かせ、バンドの引き出しの多さをしっかりと見せてくれた。
Rueedは、リリックに魂を込めて全力で放出したマイクパフォーマンスを披露。そこに、曲に合わせて変化させながら気持ちの良い重低音のリズムを刻むJu-ken(B)のベースが鳴り、Ai Ishigaki(G)による激しさと滑らかさが共存するギターサウンドが会場を包み込むように響き渡ったのだった。
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彼らにとって今回が初の全国ツアーとなったのだが、同じセットリストで回るのではなく、曲順や披露する楽曲を会場ごとに、時にはその場の雰囲気で変化させてきたという。東京公演が行なわれた6月26日は生憎の雨模様だったが、そんな天気をものともしない熱いパフォーマンスを見せてくれたことだろう。
なお、Derailersは6月30日の大阪公演をもってツアーファイナルを迎える。
PHOTO:Takashi“TAKA”Konuma
<A.R.T~Art Revolution Tour 2015~>
6月30日(火)大阪・Music Club JANUS
<下北沢LIVEサーキット[KITAZAWA TYPHOON 2015]>
GARDEN、SHELTER、CAVE-BE、CLUB251、MOZAiC、rpm
※6店舗同時開催