カナルワークスから、重低音を叩き出す新カスタムIEM CW-L33BB登場
日本発のカスタムIEM(イヤモニ)メーカー、カナルワークスから、ダンスミュージックやヒップホップのリスニングに最適な重低音を叩きだすという、ニューモデルCW-L33BBが発表された。7月4日から受注開始だ。
◆CW-L33BB画像
CW-L33BBは5ドライバーを搭載した最新モデルで、低音用に新規開発された複数の音響管とチャンバーによる高次音響フィルターを搭載しており、EDMなどの重低音再生を可能にしたという。
▲高次音響フィルター
CW-L33BBは低音用に2基、中音用に2基、高音用に1基のバランスドアーマチュアドライバによる3ウェイ5ドライバ構成だが、低域用音響フィルターによりボーカル域への音のカブりを抑え、キレのある重低音を得ることに成功している。すべてのBAを高剛性の金属振動板を持つドライバーで構成することで、重低音でのビート再生時に起こりがちな音潰れを起こさない高解像度の再生をも可能にしており、素晴らしい音質が期待できそうだ。
中域も低域同様デュアルドライバー構成とし、高ダイナミックレンジのクリアな再生を実現、高域もシングルながら最適な音響管設計によってワイドレンジ化が実現されている。中高域のクロスオーバーネットワーク回路には高性能オーディオ用フィルムコンデンサを使用し、電解コンデンサやセラミックコンデンサを排することでひずみ感の少ないクリアなトーンを作り上げたとのこと。
なお、CW-L33BBの登場により、CW-L31が販売終了となる。
あわせて、シェルカラーのバリエーションとして、特に人気のあるクリアについてより選択肢の幅が広がるよう極めてクリアに近い「ガラス」「アクアマリン」「サクラ」「ハニー」という4色が新たに追加された。
▲新色、左からGlass(ガラス)、Aquamarine(アクアマリン)、Sakura(サクラ)、Honey(ハニー)
●CW-L33BB
7月4日受注開始
構成:3ウェイ/5ドライババランスドアーマチュア方式(低域×2、中域×2、高域×1)
インピーダンス:18Ω
感度:123dB
ケーブル長(標準):127cm※クリアとブラックから選択
プラグ(標準):ステレオミニプラグ
付属品:ハードケース、ソフトケース、ワックスクリーニングツール、クリーニングクロス
※耳型採取費用別途
◆カナルワークス・オフィシャルサイト
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