エルトン・ジョン、怒鳴りつけた警備員に1曲捧ぐ

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エルトン・ジョンが日曜日(6月7日)英国グロスターで公演中、警備員に罵声を浴びせたことを謝罪し、彼女をステージに上げ、1曲捧げたという。

◆エルトン・ジョン画像

地元の新聞『Gloucestershire Echo』紙によると、客席の前方にいた警備員たちが宙で手を振るオーディエンスを止めるようとしていることに気づいたエルトンは、観客の楽しみを奪っていると激怒。その中の1人、女性警備員に対し「そんなに厳しくするな。ここは中国じゃないんだ。ウンザリだ! ユニフォーム着てるからって、ヒトラーにでもなった気か…。我慢ならない。ムカつく!」と怒鳴りつけたという。

しかしながら1曲終えたところで、警備員は単に上から言われたことをしているだけだとの説明を受けたエルトンは、直ちに反省モードに…。

「謝るよ。警備員たちにそうしろと言った連中のせいだ。彼女が悪いわけじゃない。深くお詫びする。オーディエンスが手を振りたがっているんなら、そうさせてやってくれ。怒って悪かった」「誰であれ、女性にあんなこと言うべきではない」と謝罪し、その女性警備員をステージへ上げ、ハグを交わしたそうだ。また、彼女を隣に座らせ、1曲捧げたという。

エルトンは現在、UKツアー中。この後、ヨーロッパ、北米、オーストラリアでプレイする。

Ako Suzuki
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