筋肉少女帯人間椅子、渋公にて“地獄の扉”オープン
6月7日、筋肉少女帯人間椅子、筋肉少女帯、人間椅子が東京・渋谷公会堂にて3マンライブを行なった。そのオフィシャルレポートをお届けする。
◆筋肉少女帯人間椅子 画像
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Photo by 柴田恵理
Text by 志村つくね
地獄の扉がついに開いた。筋肉少女帯人間椅子、筋肉少女帯、人間椅子の3バンドが6月7日、東京・渋谷公会堂公演を開催した。5月13日にリリースされたコラボシングル「地獄のアロハ」が話題沸騰中の“新人バンド”筋肉少女帯人間椅子にとっては、初のライブ。ソールドアウト状態の会場は、開演前からただならぬ熱気に包まれていた。
先陣を切って登場したのは、人間椅子。地鳴りのような歓声が響くなか、まずは「新調きゅらきゅきゅ節」でオーディエンスの心をつかむ。和嶋慎治(G&Vo)、鈴木研一(B&Vo)、ナカジマノブ(D&Vo)の3人が織り成す演奏は今宵も重厚感たっぷり。観客は彼らの絶妙のハーモニーに酔いしれた。
「今日は人間椅子と筋肉少女帯のコラボレーションですよ!言ってみれば、サブカルチャーの祭典!アンダーグラウンドのお祭りです!」と客席に語りかける和嶋。筋肉少女帯の「少年、グリグリメガネを拾う」を人間椅子Versionで披露し、この3人だからこそ出せる至高のグルーヴを場内に放っていた。
立て続けに演奏されるへヴィな曲の数々に、観客は熱狂。「蜘蛛の糸」、「人面瘡」、「針の山」とロックのダイナミズムがふんだんに感じられる曲で畳みかけて、人間椅子はステージを去った。
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