太川陽介 with 香坂みゆき、ファンと共にデュエット・カラオケ・パーティーを開催

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2015年5月10日(日)東京・銀座にあるコート・ダジュール 銀座コリドー店にて、「太川陽介 with 香坂みゆき デュエット・カラオケ・パーティー」がおこなわれ、招待された15組30名のお客さんが太川陽介、香坂みゆきと共に貴重なひとときを楽しんだ。

このイベントは、「DAM★とも」のプレゼント企画としておこなわれたもので、カラオケ店舗で課題曲をDAM★とも動画またはDAM★とも録音して応募した方の中から選ばれた15組30名が、太川、香坂の2人と一緒にカラオケ・パーティーが楽しめるというもの。課題曲となったのは、太川と香坂がデュエットした「あなたとラブ・レイン」。同曲は太川が2014年9月にリリースしたアルバム『時の旅人』に収録されている楽曲で、アイドルとして一世を風靡した2人が歌う大人の歌謡曲となっている。太川自身、新曲「時の旅人」で32年振りにレコーディングをおこなったことも話題となっており、今回の企画にも大勢の応募があった。

会場となった「コート・ダジュール銀座コリドー店」には太川、香坂と同世代らしき方々を中心に開演時間から楽しそうに歓談する姿が。待ち時間には太川の大ヒット曲「Lui-Lui」(2014年バージョン)が流され気分が盛り上がる中、開演時間を過ぎMCのTAIZOがお客さんに本日の趣旨を説明した後、みんなで一緒に太川を呼び込むことに。「ルイルイ〜!」大きな声と拍手に乗って登場した太川は「きっと色んなところからいらっしゃって頂いていると思います。遠いところどうもありがとうございます!今日は発表があるんだよね?“僕じゃないか私じゃないか?”とドキドキされていると思いますけど、今日は楽しんで時間を過ごして頂きたいと思います。じゃあデュエットしているみゆきちゃんを呼びましょうか。香坂みゆきちゃんです!」と香坂がステージに登場。「わたしがみゆきちゃんです(笑)!この2人だといくつになっても“みゆきちゃん”で通るのが良いですね!」(香坂)「そう、どうしたって『レッツゴーヤング』に戻っちゃいますから、君と一緒にいると(笑)」(太川)と、ボックスを踏み出す太川。「飛ばしぎです!」とMCのTAIZOに突っ込まれるとお客さんから笑いが起き、最初からリラックスムード。


応募総数は300以上で、その中から選ばれたファンが東京近郊以外からも集まっており、中には愛知県や広島県から来た人も。「あなたとラブ・レイン」は、太川がアルバムを発売するにあたり、デュエット曲をやらないかと言われ、誰と歌うか考えた結果香坂にお願いしたとのこと。「長いこと歌ってなかったから、大丈夫かな?という感じでしたね。」と香坂。「本当に歌ってなかったの?」と訊く太川に「陽ちゃんよりは、ちょっと長く歌ったよ?だって私CD出してるもん。28歳のときに3枚組を出してるからね。」と、今回太川が初めてCDを出したことにかけて笑いを取る香坂。「だって俺CDデビューだもん!」と返す太川。太川が歌手として活躍していた頃はまだアナログレコードとカセットテープしかなかったからだ。それを考えると目の前の2人の若々しさには驚くばかり。しかしデュエットするのはもちろん初めてで、一緒に仕事をするのも久しぶりだったようだ。「バスにも呼んでくれないしね?」と、香坂が太川の再ブレイクのきっかけとなった人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』について触れると「蛭子さんだけで大変なのにキミの面倒も見てられないからね(笑)」と太川。軽妙なやりとりでお客さんも笑いが絶えない。


ここで今回応募した方たちのコメントが読み上げられ、「この曲を歌って、ますます香坂みゆきさんのファンになりました。できればお目にかかって一緒にこの曲を歌いたいです」「カラオケボックスに行ったのは15年ぶりくらいです。若い頃はよく陽介さんのコンサートに行っていました」等、みなさん2人への思い入れを感じさせるコメントを寄せていた。中には母子で参加している方もおり、学生服を着ている中学生の男の子も。バスの旅が好きでいつも太川のイベントに顔を出してくれているファンで、初めて太川を知ったのは小学5年生の頃だそうだ。さらに質問コーナーも設けられ、「お2人はカラオケに行きますか?どんな曲を歌いますか?」という質問には「年に2回くらい(笑)」という2人。「行くと「Lui-Lui」は歌う。人が勝手に入れちゃうんだよ(笑)」という太川。他には沢田研二やさだまさしの曲を歌うようだ。「私は一青窈さんに挑戦したんですけど、無理でした(笑)。途中でわからなくなっちゃって。だからやっぱり「津軽海峡冬景色」になりますね(笑)」と香坂。「それを歌えるのは上手いんだよ。じゃあ今リクエスト入れようか(笑)?」と太川。「いまどきのグループ名はどっちが名前でどっちが曲名かわからない」(香坂)「SEKAI NO OWARIはどっちなの?」(太川)「あれはね、チーム名じゃないかな?お面の人がいるグループでしょ?」(香坂)と、最新音楽事情も(なんとなく)知っている様子がトークから伺い知れた。

「DAM★とも」動画で応募した方たちが歌っている様子が編集された映像がモニターに流されて、全員で観ることに。動画は男性は香坂と、女性は太川とデュエットしている形のものとなっていた。観終わると、「それぞれの個性があって楽しいですね」(太川)「やっぱりみなさんカラオケ慣れしていらっしゃいますよね」(香坂)と感想を述べた。続いて表彰式へ。「DAM★とも賞」に選ばれたのは中学生の男の子。「まさか選ばれるとは思わなかった」と嬉しそうな彼にはカラオケ優待券とサイン入りタオルが贈られた。「ビクター賞」ではおなじみのビクターのキャラクター、「ニッパー君」がサイン入りで男性に贈られた。


そして「香坂みゆき賞」「太川陽介賞」を受賞した方は、この場で本人たちとデュエットでき、その映像を撮影したDVDが贈られることが発表されると、会場からはどよめきが。まず香坂とデュエットできる男性の名前が読み上げられ、記念撮影の後に「心の準備をしてなかったからちゃんと歌えるか心配です」と緊張ぎみの男性と共にすぐに歌唱開始。しかし、歌が始まると見事な歌声でサビではフリもつけて、手をつないで歌う。香坂も見事な歌唱力を聴かせ、お客さんを魅了した。曲が終わると「全然緊張してないじゃん!」と太川。「すごく楽しそうに歌ってたよね!?」という香坂に照れながらも「練習しているときから香坂さんと歌うことを夢見ていたので、本当に嬉しいです」と感激の面持ちの男性。続いては太川とデュエットする女性が選ばれて歌唱。「すごく色気のある歌声だなと思って選ばせて頂きました。でも違う相手と歌うのは緊張するもんだね。」という太川と、緊張しながらも堂々とした歌声の受賞者の女性。目を合わせるのが照れ臭そうだが、エンディングで太川に肩を抱かれ嬉しそう。見事な歌唱を聴かせてくれた。


「せっかくですから、2人の歌が聴きたいですよね?」というMCの言葉に大きな拍手。いよいよ2人が歌唱。この場面では写真撮影も可ということで、写真を撮りながらも聞き入っている参加者たち。みなさん心からうっとりして見つめている。2人の見事な歌唱と仲の良さを感じさせるアクションに笑いも起こり、大いに盛り上がった。歌い終わると2人に大きな拍手が贈られた。


「Rain Rain」というサビの振り付けについて参加者にレクチャーした後は今日の感想を。「今日はありがとうございました。またちょっとずつ歌うこともあれば良いかなと思っています。」(香坂)「32年振りのアルバム『時の旅人』がまだけっこう売れているらしいんです。なのでみなさんカラオケでどんどん歌ってもらって、カラオケランキングを上げてもらって、この曲を世の中に広めてください(笑)。久しぶりに歌を出して、“やっぱり歌って楽しいな”ってつくづく感じました。みなさんこれからも歌を愛して楽しんで下さい。今日は本当にどうもありがとうございました!」との太川の言葉で、締めくくられた。そして最後は2人がお客さん1組ずつと記念撮影をしてイベントは終了した。


太川陽介と香坂みゆきへの特別インタビューは次ページから。

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