マライア・キャリー、ソニー復帰

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4月14日マライア・キャリーがエピック・レコードと契約、ニューアルバム『#1 To Infinity』を5月18日にリリースすることが発表された。

◆マライア・キャリー画像

2005年にIsland/Def Jam Music Groupのトップとしてマライアの復活に貢献し、現在はエピック・レコードのCEOであるL.A.リードは、「再びマライアと仕事ができることにわくわくしている」「シンガーとしても、ソングライターとしても、彼女のような存在は他にいない。彼女が生み出した音楽は我々の文化にハッキリと刻まれ、ヒット・チャートの記録を次々と塗り替えている。世界中の熱狂的なファンたちと共に、私はマライアがこれからもう一度大きな記録を成し遂げることを確信している」と語っている。

1990年のデビュー曲「Vision of Love」の4週1位を皮切りに、1995年から1996年にかけて16週にわたり1位(ビルボード・チャート史上最長のNo.1記録)に君臨した「One Sweet Day」や、2005年に14週1位を獲得し完全復活を遂げた「We Belong Together」など、常に歴史的なNo.1ヒットを叩きだしてきたマライア・キャリー、その歴史は全米No.1ヒットの歴史でもある。

日本国内においても360万枚という洋楽史上最多セールスを記録した1998年のベスト・アルバム『#1’s』(邦題:The Ones)は、それまでの全米No.1ヒット12曲が収録されているが、今回発売される『#1 To Infinity』はそれを上回る18曲のNo.1ヒットを収録する強力盤だ。このようにNo.1ヒットで固めた作品自体ほとんど例がなく、全米・全英チャートで1位を獲得した曲だけで構成されたザ・ビートルズ『THE BEATLES 1』(2000年)、エルヴィス・プレスリー『ELV1S~30ナンバー・ワン・ヒッツ』(2002年)、シュープリームス時代のNo.1ヒットも含めたダイアナ・ロスのみだ。

『#1 To Infinity』にはマライア自身が書き下ろした新曲「Infinity」も収録され、新たな伝説の幕開けを飾るにふさわしい作品となる。マライア・キャリーは今回のリリースに合わせ、5月6日からラスベガスで『#1’s』と題された長期公演をスタートさせる。そのタイトル通り、18曲のNo.1ヒットを中心に、ファンから人気の高い曲やこれまでにパフォーマンスしていなかった曲で構成された豪華なショーになる模様だ。

マライア・キャリー『#1 To Infinity』
2015年5月18日全米発売予定(※日本盤は6月発売予定)
収録曲(新曲を除き、全曲Billboard Hot 100チャート1位)
1.Vision of Love(4週/1990年)
2.Love Takes Time(3週/1990年)
3.Someday(MTV Unplugged version) (2週/1991年)
4.I Don’t Wanna Cry(2週/1991年)  『#1’s』未収録
5.Emotions(3週/1991年)
6.I’ll Be There(featuring Trey Lorenz) (2週/1992年)
7.Dreamlover(8週/1993年)
8.Hero(4週/1993年)
9.Fantasy(featuring O.D.B.) (8週/1995年)
10.One Sweet Day(featuring Boyz II Men) (16週/1995-1996年)
11.Always Be My Baby(2週/1996年)
12.Honey(3週/1997年)
13.My All(1週/1998年)
14.Heartbreaker(featuring Jay-Z) (2週/1999年)  『#1’s』未収録
15.Thank God I Found You(featuring Joe & 98 Degrees) (1週/2000年)  『#1’s』未収録
16.We Belong Together(14週/2005年)  『#1’s』未収録
17.Don’t Forget About Us(2週/2005年)  『#1’s』未収録
18.Touch My Body(2週/2008年)  『#1’s』未収録
19.Infinity(2015) *新曲

◆マライア・キャリー・オフィシャルサイト
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