カニエ・ウェスト、ベックへ正式に謝罪
カニエ・ウェストが、ベックのグラミー受賞に対する自身の言動を正式に謝罪した。
◆カニエ・ウェスト画像
カニエは木曜日(2月26日)、「ベックに対し、公に謝罪したい。ベック、申し訳なかった」とツィート。続いて「ブルーノ・マーズへも公に謝罪したい。前は彼のことが大嫌いだった。でも、彼がアーティストとしてやっていることを本当にリスペクトしている」とつぶやいた。
カニエは、2月初めに開かれたグラミー・アワーズで、ビヨンセではなくベックがアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した際、ステージに上がってベックのスピーチを邪魔するかの行動を見せようとした。その場は何も起こらなかったものの、バックステージで「ベックは芸術性をリスペクトする必要があるし、ビヨンセに賞を譲るべきだ」などと発言。その後も「ベックのことは好きだ。でも、アルバム・オブ・ザ・イヤーは彼じゃない」とコメントしていた。
多方面でひんしゅくを買ったカニエの言動だが、当人のベックは「ホントだよ。僕はビヨンセが選ばれると思っていた」「カニエのことはいまでも大好きだ。彼は天才だよ。僕は彼がやっているようなことをやりたい」と、大人の対応をしていた。
Ako Suzuki