ローリング・ストーンズのサックス奏者、ボビー・キーズが死去
火曜日(12月2日)、ザ・ローリング・ストーンズのサックス奏者として知られるボビー・キーズが亡くなった。肝硬変により、米テネシー州の自宅で永眠したと伝えられている。70歳だった。
◆ザ・ローリング・ストーンズ・ライブ映像
キーズはわずか15歳でボビー・ヴィーとバディ・ホリーのツアーに参加。ザ・ローリング・ストーンズとは1964年に出会い、レコーディングやツアーでプレイするようになった。中でもヒット曲「Brown Sugar」やアルバム『Exile On Main Street』の演奏は有名だ。
メンバーとはプライベートでも仲が良く、ザ・ローリング・ストーンズは「とても大切な友人でサクソフォーン奏者のレジェンド、ボビー・キーズを失い、打ちのめされている」との声明を発表している。「ボビーは60年代からバンドにユニークな音楽的貢献をしてくれた。とても寂しくなる」と追悼の言葉を寄せた。
誕生日が同じで特に親しかったといわれるキース・リチャーズは「世界最大の友人を失い、俺が感じている悲しみは言葉では表せない。ボビーは元気出せって言うだろうけど」とコメントしたという。
キーズは、2013年に行われたザ・ローリング・ストーンズのグラストンベリー・フェスティヴァルでのヘッドライン・パフォーマンスや<14 On Fire>ツアーでプレイしたが、体調が優れず10月にスタートしたニュージーランド/オーストラリア・ツアーには参加していなかった。
ザ・ローリング・ストーンズだけでなく、ジョン・レノンやエリック・クラプトンらともプレイしてきたロック界の名サックス奏者だった。
合掌。
Ako Suzuki
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