フィル・ラッド、逮捕状発行ぎりぎりで出廷
薬物所持および殺すと脅迫した容疑で起訴されたAC/DCのフィル・ラッド(Dr)が水曜日(11月26日)、ニュージーランド/タウランガの高等裁判所に出廷した。
◆AC/DC画像
ラッドは公判が始まる9時になっても姿を見せなかったことから、裁判官は逮捕状を発行し、30分待っても来なかったら有効にすると述べたが、その直後、ラッドが現れたため令状は破棄されたという。
裁判官は、警察が証拠不十分で殺人あっせん容疑を取り下げたのを受け、ラッドの公判は最高裁ではなく地方裁判所で行うことにすると言い渡した。弁護士は、ラッドは殺すと脅迫した容疑に対し抗弁するつもりだと話している。
『New Zealand Herald』紙は、黒のTシャツを着て出廷したラッドは、被告席でメディアに向かいウインクをしたりドラムのリズムを刻んでいたと伝えた。また、裁判所の前で待ち構えていたメディアに中指を突き立てる姿も写真に収められている。
TV NZによると、裁判所に到着した際、「警察に言いたいことはあるか?」と問われたラッドは「TVでくそったれって言っていいのか?」と答えたそうだ。
ラッドは、次は12月2日、タウランガ地方裁判所に出廷する。
Ako Suzuki