AC/DCアンガス・ヤング、スティーヴ・ヤングを語る

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AC/DCのアンガス・ヤング(G)とクリフ・ウィリアムズ(B)が、マルコムの代わりを務めることになったスティーヴ・ヤングについて語った。マルコム&アンガス兄弟の甥であるスティーヴは、メンバーにとってもファンにとってもこれ以上にない適役だ。

◆AC/DC画像、「Rock Or Bust」映像

Blabbermouth.netによると、アンガスはスウェーデンの『Aftonbladet』のインタビューでこう話したという。「(続けるべきだと)言ったのはマルコム自身だった…。彼は、病気のためもう続けられないってところまでやった。それで、あとのことは俺に任せるって言ったんだ。マルの役目を果たすのに、俺の甥スティーヴィーを選んだのは理に適っていた。彼は1988年にやったアメリカ・ツアーで、マルの代理を務めている。アメリカ・ツアー全てでだ。よくやっていたよ」

甥と言っても年齢は3歳しか違わず身体つきも似ていたため、当時、スティーヴをマルコムだと思い込んでいたオーディエンスも多かったといわれている。

クリフいわく、似ているのは外見だけじゃないそうだ。「当然の選択だ。スティーヴィーはすごく上手くマルの役目を引き継いでいる。プレイがよく似てる。同じスタイルだ。それって見つけるのは大変だよ。本当にユニークで…、スティーヴィーはそれと共に育ってきたんだ。マルと同じようにプレイするんだよ。だから、彼は最適だ。性格も似たタイプだよ」

AC/DCの新作『Rock Or Bust』は、マルコムが参加しない初めてのアルバムとなるが、アンガスは、マルコムは曲作りの面で大きく貢献していると話した。「彼はたくさんのアイディアを俺に残した。彼ができなくなるまでやっていたものがいっぱい残っている。それに、この数年、俺ら2人でやってきた、完成しなかったアイディアなんかがたくさんある。それらはこのアルバムにも収録されている。だから、彼は曲作りのすべての過程に参加している」

『Rock Or Bust』はいよいよ来週(日本盤12月3日)リリース。日曜日(11月23日)、タイトル・ソングのミュージック・ビデオが公開された。


Ako Suzuki
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