ゴールデンボンバー「泣ける歌」ランキングTOP10
代表曲「女々しくて」に代表されるように、ゴールデンボンバーには底抜けに明るくノリの良い、カラオケでも盛り上がれる曲が多いイメージだけれども、実は胸にジーンと沁みる「泣ける歌」も数多く輩出しているアーティストだったりする。
◆ゴールデンボンバー「泣ける歌」ランキングTOP10画像
ということでJOYSOUNDから発表されたのが、この「ゴールデンボンバーの泣ける歌」ランキングTOP10だ。10月末から11月頭という恋心震える秋の季節に集計された、3000人以上の意見を基にした集計結果は以下のとおり。
ゴールデンボンバー「泣ける歌」ランキングTOP10
1.片想いでいい
2.広がる世界
3.らふぃおら
4.泣かないで
5.忙しくてよかった
6.春が来る前に
7.あしたのショー
8.さよなら冬美
9.イヤホン
10.101 回目の呪い
(募集期間:2014年10月20日~11月7日12時 投稿総数:3,121件)
1位 片想いでいい
「本当はめっちゃ好きやのに片想いでいいって強がっている歌詞とか、泣きそうな歌声とか…初めて聴いた時号泣。」(24歳 女性)
「出だしの鬼龍院さんの話しかけるような歌声からの「つらくはないよ」と強く歌い出すところぱまた歌詞も自分の恋愛と似ていて、自分に当てはめて聴いています(T_T)」(15歳 女性)
最新作『ローラの傷だらけ』のカップリングとして収録されている「片想いでいい」が堂々の1位に。少し強がりで切なすぎる歌詞はもちろん、鬼龍院翔の泣きそうな歌声や、ライブでの感情がこもった熱唱ぶりに涙するといった意見も多く寄せられた。
2位 広がる世界
「学校の事で色々嫌になっていた時にこの曲を聴いて、元気をもらいました。」(13歳 女性)
「歌詞ひとつひとつにハッと気づかされ、自分の生き方を深く考えさせられる一曲。しかし決して暗い気分にさせられるのではなく、明日も頑張って生きよう、という希望が湧いてくる最高の曲なんです!!」(20歳 女性)
生きる事の大切さを改めて感じさせてくれる一曲。「この歌に何度も救われた」というエピソードも複数寄せられた。つまずいて心が折れそうになってしまったときには、この曲を聴いて自分自身と向き合ってみるものよさそう。
3位 らふぃおら
「受験戦争真っ只中で心身ともに衰弱していて、無気力になっていた時にらふぃおらを聞き、歌詞から溢れる鬼龍院さんの思いが伝わってきて、声を出して泣いてしまいました。」(16歳 女性)
「3.11の震災の後、娘に教えられて以来、ボンバーさんの、ファンになり、ライブで聴くたびに歌詞が心に響き、泣けてそして元気を貰える曲なので」(46歳 女性)
震災直後に鬼龍院 翔さんがデモ版を動画サイトにアップしたことでも話題となった曲。楽曲自体は震災前に制作されており、震災を意識して作られた楽曲ではないものの、「自分を肯定してくれる歌詞に勇気づけられた」という声も聞かれた。
4位 泣かないで
「失ったあとに気づく、恋人の大切さや愛しさを上手く表現している歌だなと思います。今も聴いてますが、泣きそうです笑。」(26歳 女性)
「泣かないで」というタイトルなのに泣けるという罪深い1曲。この曲はゴールデンボンバーの喜矢武豊が主演の映画『死ガ二人ヲワカツマデ…』の主題歌ともなっており、“映画の世界観と歌がマッチしていて余計に泣ける”という意見も。
5位 忙しくてよかった
「本当に本当に辛いのに…忙しさがそれを忘れさせてくれる…忙しいことすら、よかったと感じてしまう心境が痛いほど伝わってくる名曲です。」(27歳 女性)
「思い当たる節がいっぱいあるから」(34歳 男性)
女性からだけでなく、強くこの歌に共感したという男性からの投稿も目立った作品。男性目線で描かれたリアルな歌詞に思わず涙する人も続出だ。
6位 春が来る前に
「もうすぐ別れなければならない大切な人へ、感謝の気持ちを伝えたいのになかなか言えない心情がダイレクトに伝わる歌詞。メロディーも切なくて泣ける曲です。」(38歳 女性)
ゴールデンボンバーで、以前ドラムとして活躍していた天空城団吉が脱退する際に作られた作品。大切な人へ向けた気持ちが詰まっている歌詞は号泣もの。旅立ちの季節にもピッタリな曲で、なかには卒業式で歌ったという方もいたようだ。
7位 あしたのショー
「自分は今、何ができているのか、と問うような曲だと思います。落ち込んでいるとき、この曲を聴くと同じように悩んでいる人の存在を感じるような気がします。しっとりとしたメロディが涙を誘う曲です。」(20歳 女性)
励ます歌だけが泣ける歌ではないということ。葛藤や苦悩をストレートに表現しているこの歌に共感し、思わず涙する方が多いようだ。
8位 さよなら冬美
「元彼と別れた直後聴いた曲。忘れたいけど忘れられない、会いたいけど会えない心情が凄く共感出来て当時涙が止まらなかった。」(20歳 女性)
「会いたいけど、会えない。でも、会いたい…。」そんな失恋後の心情をリアルに表現したこの曲。イントロのオルゴールも切なさを誘う。
9位 イヤホン
「自分が苦しい時にきくと涙がでます。ライブで歌うときはファンみんなで合唱する部分があり、一体感に感動します。」(15歳 女性)
10位 101回目の呪い
「曲名だけだとちょっと怖いのかな?と感じたのですが聴くと自分を守ってくれる優しさに溢れた曲で初めて聴いたとき号泣してしまいました。疲れたとき、自分に自信を持ちたいときにいつも聴いています!!」(22歳 女性)
9位、10位にランクインした2曲はアップテンポな曲のため、表面的には泣ける歌として捉えられないかもしれないが、ファンに向けられたメッセージとも感じられる歌詞に胸を打たれた人が続出。9位の「イヤホン」では、ライブ中に曲の一部をオーディエンスが歌う箇所があり、その点を泣けるポイントとして挙げている人も。10位の「101 回目の呪い」では、「泣ける」とは無関係にも思える「呪い」に救われたという方が多数を占めていた。その歌詞に込められた想いを紐解くことで、泣ける歌として評価される理由が分かるはず。
「泣ける歌」募集に対し、投稿者は10代~60代とゴールデンボンバーが幅広い世代から支持されていることも改めて浮き彫りとなったようだ。「「女々しくて」以外の曲も知ってほしい。」、「ゴールデンボンバーはバラードもいい事を知ってほしい」といった熱いメッセージも多数寄せられており、高いパフォーマンス性だけではない、メッセージ性の高い「泣ける歌」の存在も、ゴールデンボンバーの大きな魅力であることがよく分かる。
◆JOYSOUND「ゴールデンボンバーの泣ける歌」ランキング
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