カルチャー・クラブ、再結成ツアーをキャンセル

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土曜日(11月15日)から北米で再結成ツアーをスタートする予定だったカルチャー・クラブが、北米および英国での全公演をキャンセルすることを発表した。ボーイ・ジョージの声帯にポリープが発見されたという。

◆ボーイ・ジョージ画像

ボーイ・ジョージは「ものすごく落ち込んでいる。自分の力を最大限に出してパフォーマンスしたいと思っているが、専門家にいまはそれは無理だと言われた。治療に専念し、すぐにみんなと会いたい」との声明を発表した。

その後、Facebookに新たなコメントが出され、詳しい事情が説明された。彼はこの数か月、喉に異常を感じており、マネージャーに勧められ検査を受けたところポリープが見つかり、声帯の一部が異常に拡張し歌ったときにちゃんと閉じないことがわかったという。

「英国の流儀に従い、ただ疲れているだけだろうと無視していた。“なんとかなる”って思いながらいままでの人生過ごしてきたから、医者に診てもらおうなんて考えもしなかった。医者には、このままポリープがある状態で歌い続けると声をさらに痛め、取り返しのつかない状態になるかもしれないと言われた。そのリスクを追うことはできない」

ファンをガッカリさせるのは申し訳なく、つらい決断だったと述べ、ファンの理解や支援に感謝した。

カルチャー・クラブは11月15日から北米ツアーを、12月1日からUKアリーナ・ツアーを行う予定だった。2015年にスケジュールを組み直したいという。


Ako Suzuki
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