U2のボノ「音楽の無料配信には反対」

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iTunes Store利用者向けに最新アルバム『Songs Of Innocence』を無料配信し賛否両論を招いたU2だが、ボノは音楽を無料で提供することには反対だという。

◆U2画像

ボノは『Q』誌のインタビューでこう話した。「僕らがただで配ってるんじゃない。Appleがそうしてるんだ。そこはすごく重要だ。僕は無料音楽に反対だ。でも、すぐそこにあり、ニュースになったってことで、ソウルかどこかにいる人が聴いてみようって思うかもしれない、そういうことだよ」

また、ベーシストのアダム・クレイトンは、無料配信が批判されているのは「わかっている。想定内だ。いつまでも議論し続ける人達がいるだろう…。僕は世間知らずじゃないし、これはいろんな意味で厚かましいことだと思う。でもさ、僕らはそれを冷静に受け止めるよ」と話した。

『Songs Of Innocence』は10月22日にフィジカル・リリースされる。こちらでは、ドラムのラリー・マレン・ジュニアが18歳の息子を抱きしめる写真がアルバム・カバーに起用されている。英国人のファッション・フォトグラファー、グレン・ラチフォードが撮影した。

U2は2015年にツアーを行なう予定。スタジアムで行われた前回の360゜ツアーと違い、今回はインドアの会場を中心にしたいという。

Ako Suzuki, London
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