安倍なつみ、『レ・ミゼラブル』楽曲歌う。新作アルバムはクラシカル・クロスオーバー
安倍なつみが、クラシカル・クロスオーバーをコンセプトにしたアルバムを日本コロムビアからリリースすることがわかった。
◆安倍なつみ『光へ-Classical&Crossover-』ジャケット、制作ドキュメント映像
モーニング娘。のメジャーデビューから16年、さらに卒業から10年目を経たなっち。8月10日には33歳のバースデーライブを開催し、デビュー当時から変わることのない可愛らしさを見せた。そんな彼女が、10月22日にニューアルバム『光へ -Classical&Crossover-』をリリースする。本作では、ミュージカルやライト・クラシックの名曲を歌い上げる、クラシカル・クロスオーバーの世界に挑戦している。
とりわけモーニング娘。時代しか知らない人たちは、なっちとクラシカル・クロスオーバーが結びつかないかもしれない。
ソロデビュー後から、実は様々なミュージカルの舞台に出演してきた安倍。その中で、次第にクラシカルな発声の歌唱法を習得し、それまでのポップス的な歌い方とは異なる世界を描くようになっていったという(現在、行なわれている<安倍なつみ Summer Live 2014~Smile…>では、北海道・小樽公演にて急遽「オン・マイ・オウン」を歌唱。普段、なっちのミュージカルに足を運べない地元・北海道のファンに“アイドルではない”なっちの一面を披露した)。
なお、2013年11月に行なわれた、故・本田美奈子のメモリアル・コンサートに出演してミュージカル曲を歌唱したのが、レコード会社のクラシック部門のプロデューサーの目に留まり、本作制作のきっかけとなったという。
アルバムでは、『レ・ミゼラブル』から「夢やぶれて」「オン・マイ・オウン」、NHKのドラマ『坂の上の雲』のメインテーマ「Stand Alone」、さらにはイギリスの民謡「グリーンスリーヴス」まで。安倍自身が心から共感する古今東西の名曲を歌い上げている。
「モーニング娘。を卒業し、ソロ活動を開始して10年が経ち、新しい挑戦をしたいと思っていたところ、今回のオファーをいただきました。はじめは驚きと感動で大変でした。いまだに夢の様な状況に震える瞬間もあります。でもこのチャンスを無駄にはせず、今の私だからこそできる表現を追求しながら、全身全霊で臨ませていただきます!」── 安倍なつみ
『光へ-Classical&Crossover-』は通常盤と初回限定盤を用意。初回盤の特典DVDには、レコーディング時のオフショットとともに、東京フィルハーモニー交響楽団と共演した「夢やぶれて」の映像などが収録される予定だ。
なお、今回の安倍の新しいジャンルへの挑戦を紹介する『光へ-Classical&Crossover-』制作ドキュメント映像も公開。いわゆる世間一般でいう“なっち”のイメージしか持っていなかった人たちにとって、この映像には、初めて見る安倍なつみの姿が収録されているはずだ。
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ミュージカルや舞台の経験を通じて、生のオーケストラに合わせて歌うことの難しさや面白さ、その凄みや魅力を体感してきました。
音楽に言葉や感情を乗せて表現する上で大切なことを、それらの経験の中で改めて学ばせていただくのと同時に、アンサンブルで創り上げる世界が更に好きになりました。
モーニング娘。を卒業し、ソロ活動を開始して10年が経ち、新しい挑戦をしたいと思っていたところ、今回のオファーをいただきました。
はじめは驚きと感動で大変でした。いまだに夢の様な状況に震える瞬間もあります。
でもこのチャンスを無駄にはせず、今の私だからこそできる表現を追求しながら、全身全霊で臨ませていただきます!
新しいスタッフ、素晴らしい演奏家の皆さんと創り上げた新たな「安倍なつみ」の世界をお楽しみ下さい。
安倍なつみ
◆BARKS Kawaii
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