「あの頃は~HA!!」 <a-nation island>最終日に和田アキ子

8月14日より7日間にわたって行なわれた<a-nation island powered by inゼリー>。3年連続で開催されるVERBALプロデュースによる<OTO_MATSURI>と、m-flo<FUTURE IS WOW>ツアーファイナルがドッキングしたスペシャルライブ<VERBAL Presents OTO_MATSURI 2014×m-flo TOUR“FUTURE IS WOW”Special Final>が、最終日となった8月20日、国立代々木競技場第一体育館で開催された。
◆<VERBAL Presents OTO_MATSURI 2014×m-flo TOUR“FUTURE IS WOW”Special Final>画像
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オープニングアクトとして登場したのは、メジャーデビュー作「23」がいきなりオリコンウイークリーチャート10位を獲得と、注目を集めている女性シンガーソングライター・MACO。テイラー・スウィフトのヒット曲を日本語カバーし、YouTubeで600万回以上再生された「We Are Never Ever Getting Back Together」など、フレッシュな歌声を響かせた。
オープニング映像に続いて、プロデューサーであるVERBALが登場。彼の呼び込みで登場したのはEXILEからDJ MAKIDAI。4MC1VocalからなるDOBERMAN INFINTYによるパフォーマンスや女性ダンサー、そしてスクラッチ、EDM、EXILEや三代目J SOUL BROTHERSのヒット曲を交えて多彩なDJプレイを披露する。そしてVERBALも登場し、いきなり会場をヒートアップさせた。
続いて登場したのは、メンバー・鷲尾伶菜がm-floの最新アルバム『FUTURE IS WOW』とツアーにも参加したFLOWER。最新シングル「熱帯魚の涙」、ヒット曲「太陽と向日葵」などをハイレベルなダンス&ボーカルで披露した。
3組目は海外からオーストラリア出身の女性DJ・Havana Brown。そして4組目には、m-floとも親交の深いBoAが登場。生バンドとダンサーを従え、最新シングル「MASAYUME CHASING」や代表曲「VALENTI」「QUINCY」、さらにVERBALプロデュースによる楽曲「BUMP BUMP」を2009年のリリース以来初めて競演でのパフォーマンスを披露と、大いにステージを盛り上げた(なおBoAの「BUMP BUMP」は、のちにステージに登場するCREAMのMinamiが初めて作った楽曲でもある)。
そしていよいよ、オーディエンス全員に配布されたLEDリストバンドが光り出し、「宇宙のOMATSURI」へ誘うナレーションが流れる。メインアクト、m-floのライブのスタートだ。
ステージ全面を覆うLEDビジョンに映し出されるフューチャリスティックな映像と、レーザーを多様した照明効果、☆Taku Takahashiが繰り出すビートで、会場は一気に最大規模のクラブと化した。
アルバム同様アップリフティングなドラムンベースチューン「Spark」で幕を開け、オーディエンスを煽りまくると、ゲストが登場する。まずは、MACOが登場し、エモーショナルなEDM「FIND A WAY」を歌い上げる。BIGBANGのSOLをVocalに迎えたアルバムリードトラック「Go Crazy」を挟み、CREAMからMinamiを迎え「Call Me」、立て続けにFLOWERから鷲尾伶菜を迎え「d.w.m」、さらにYMOのカバー「RYDEEN m-flo REMIX」を披露。「RYDEEN」では、海外よりマークロンソンとのヒット曲「Bang Bang Bang」でも知られるMNDRが登場。鷲尾伶菜、MNDR、m-floというスペシャルなステージが展開された。
オーディエンスも大いに盛り上がる中、続いてMNDRを迎えたアルバム中屈指のアンセム「Young & Restless」が初の生パフォーマンス。そしてBoAが登場し、LOVES屈指の名曲「the Love Bug」が約7年ぶりに生パフォーマンスされると会場も大興奮に包まれる。
興奮冷めやらぬ中、Che'Nelleを迎えて名曲「Let go」、Matt Cabを迎えて「Show You More」がパフォーマンスされた後、本日最大のサプライズが訪れる。
「あの頃は~」と誰もが知るフレーズが繰り返し流され、VERBALが客席を煽る。そう、シークレットゲストとして、なんとここで和田アキ子が登場。会場は驚愕と歓喜のどよめきが巻き起こり、そのまま和田アキ子の代表曲のひとつ「古い日記」が、☆TakuによるREMIXでビルドアップされたVerで披露される。
和田アキ子のソウルフル、かつファンキーな歌声で、会場は「あの頃は~」「HA!!」とコールアンドレスポンスも大いに盛り上がりを見せた。
そして、続けざまに2005年の第56回紅白歌合戦出場以来となるm-flo loves Akiko Wada「HEY!」を披露。約9年ぶりとなる超レア曲の披露でオーディエンスも大興奮。和田アキ子も「最高の想い出を作るぞー!!」とオーディエンスを煽り、アグレッシヴなステージを展開し会場を盛り上げた。
その後、再びMinamiを迎え、「She's So (Outta Control)」「All I Want is You」を歌い上げ、興奮と感動に満ちたOTO_MATSURIのm-floパートは幕を閉じた。
最後は、2年連続で同イベントのトリを務める三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが登場。最新シングル「R.Y.U.S.E.I.」を始め、ヒット曲の数々を圧倒的なパフォーマンスで披露。「FIGHTERS SURVIVAL Ver.」ではEXILE SHOKICHI、SWAY、THE RAMPAGEをゲストに迎え最高潮に熱いステージを繰り広げた。
すべてのライヴが終わると、ステージ上にはプロデューサーであるVERBALに呼びこまれる形で、全出演者が集結。大喝采の中、すべてのプログラムを終了した。
m-floはこの後、10月18日に開催される<“a-nation Singapore” Premium Showcase at MasterCardR Theatres, Marina Bay Sands>への出演も決定している。
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◆BARKSライブレポート
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