モリッシー、新作リリース後3週間でレコード会社と決別
モリッシーが、1月に新たに契約を交わし、7月にニュー・アルバム『World Peace Is None Of Your Business』をリリースしたばかりのレコード会社Harvest Records(キャピトル・ミュージック・グル―プ)と早くも決別した。モリッシーは先週、レコード会社がシングルのミュージック・ビデオを作るのを拒否したと不満をもらしていた。
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モリッシー自身がよく発言の場として活用する彼のファン・サイト(True-To-You.net)は土曜日(8月9日)、こんなニュースを掲載した。「Harvest Records モリッシーの『World Peace Is None Of Your Business』(UK2位、US14位)のリリースから3週間、Capitol Records/Harvestは、レーベルのボス、スティーヴ・バーネットからの指示によりモリッシーとの関係を終わらせた。モリッシーは再び、レコード・レーベルを探している」
モリッシーはその数日前、同サイトにおいて、ミュージック・ビデオは作らない、テレビ出演の依頼が世界中のどこからもないなど、新作のプロモーションが十分ではないと不満をぶちまけていた。
キャピトル・ミュージック・グループのスティーヴ・バーネットCEOは1月にモリッシーと契約を交わした際、「モリッシーは音楽界において最も重要で影響のあるアーティストの1人です。1980年代に音楽シーンに彗星のごとく登場して以来、常に自分のビジョンを追い続け、確固たる姿勢を保ち続けてきた本物のアーティストです」「今回モリッシーがキャピタル・ミュージック・グループを選んでくれてとても嬉しいです。ハーヴェストからの新作アルバムは世界中にモリッシーの新しい音楽をもたらすでしょう」と語っていた。
Ako Suzuki, London