ヤマハ、シンセサイザー発売40周年記念としてフラッグシップシンセ「MOTIF XF」にホワイトモデルが登場
ヤマハは、デジタル楽器の新製品として、ヤマハ ミュージック・プロダクション・シンセサイザー「MOTIF XF WH(モチーフ エックスエフ ホワイト)」3モデルを7月25日より発売する。
◆「MOTIF XF WH」~拡大画像~
1974年の「SY-1」発売以来40周年を迎えるにあたり、ヤマハ シンセサイザー40周年記念モデルとして発売されるのがヤマハのフラッグシップシンセサイザー「MOTIF XF」のホワイトモデル「MOTIF XF WH」シリーズ。
「MOTIF XF」同様にブラッシュアップした音のクオリティ、ユーザーインターフェースなどの基本機能に加え、音色拡張機能を搭載。ウェブなどからダウンロードした音色コンテンツをフラッシュメモリー(別売 「FL512M」「FL1024M」)に取り込むことで、最大2GBのコンテンツ拡張が可能。これらの仕様は共通としながら、演奏スタイルに応じて鍵盤仕様を選ぶことができる3つのモデルをラインアップする。「MOTIF XF8 WH」は88鍵BH(バランスドハンマー)鍵盤(イニシャルタッチ/アフタータッチ付)、「MOTIF XF7 WH」は76鍵FSX鍵盤(イニシャルタッチ/アフタータッチ付)、「MOTIF XF6 WH」は61鍵FSX鍵盤(イニシャルタッチ/アフタータッチ付)を搭載する。
いずれもピアノやキーボード、ドラムなど合計741MB(16bitリニア換算)もの大容量波形を搭載。ピアノ音色は、ヤマハコンサートグランドピアノの音色に加え、あたたかく深みのある音色で力強さと繊細さを併せ持った確かな表現力が特長のヤマハグランドピアノS6の音色を搭載。ドラムについては、ヤマハのアコースティックドラムで定評のあるドラムサウンドやパーカッション、R&Bセットなど、さまざまな音楽ジャンルに対応するキットを搭載する。さらに楽器特有の奏法を実現するXA(Expanded Articulation)機能も搭載。ピアノなどの離鍵音、ギターのスライドやハーモニックス、弦楽器のピチカートのような演奏中の奏法をリアルタイムで切り替え可能。このサウンドエンジンの性能を引き出すため、出力アナログ回路にもチューニングを施し、切れと深みを増したサウンドに仕上げている。
楽曲制作のための機能も多数用意。アルペジエーターをはじめ、ソングデーターの一部をパターンに取り込んだり、パターンの順番を記録してソングに展開する機能のほか、128MBのSD-RAMも内蔵。別売メモリーを取り付けることなく外部オーディオ音声をサンプリング(録音)できる。取り込んだサンプリング素材をシーケンサーのテンポに合わせて同期再生させるなど、MIDIデータと同様の感覚でサンプリングデーターを取り扱うことができるのもポイントだ。
さらにDAWソフトウェアを操作するリモート・コントロール機能も、各種DAWテンプレートやカンタンなセットアップ機能で使いやすい仕様になっている。また、付属の「MOTIF XF Editor VST」を使えばコンピューター上で細かい音色エディットを視覚的に確認しながら編集可能。そして、「Cubase 7」と同等のエンジンを持つ専用のバンドルソフトウェア「Cubase AI」(ダウンロード版)を付属、これらの高度な統合環境をすぐに構築することができる。
■ヤマハシンセ40周年を記念したキャンペーンも実施
ヤマハではヤマハシンセ40周年記念として、この「MOTIF XF WH」のリリースのほか、さまざまなキャンペーンを展開中だ。
MOXFシリーズとMXシリーズの購入者にプレミアムグッズをプレゼントする「ヤマハシンセ 40th Anniversary サマーキャンペーン」、MOTIF XFシリーズ/MOTIF XF WHシリーズを購入・申し込みでプレミアム音色ライブラリが入った「 MOTIF PREMIUM CONTENTS PACK」 をプレゼントするMOTIF XFプレミアム音色ライブラリプレゼントキャンペーン、iOSアプリの無料ダウンロードなどが行われる。詳しくはヤマハ シンセサイザー 40周年サイトでチェックを。
◆MOTIF XF6 WH
価格:オープン
◆MOTIF XF7 WH
価格:オープン
◆MOTIF XF8 WH
価格:オープン
発売日:2014年7月25日
◆MOTIF XFシリーズ 製品詳細ページ
◆ヤマハ シンセサイザー 40周年サイト
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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