ヤマハ、新東名高速道路浜松サービスエリア「NEOPASA浜松」で「バーチャルピアノ工場見学」を開始
ヤマハは、東名高速道路の浜松サービスエリア上り線内施設「ミュージック・スポット」において、7月19日(土)より「バーチャルピアノ工場見学」をコンセプトとしたブース展示を新たにスタートする。
2012年4月14日から新東名高速道路の御殿場JCT~三ヶ日JCTまでの約160kmが開通、それに合わせて各地にサービスエリア、パーキングエリアが開業。浜松には「音のある風景」をコンセプトにしたサービスエリア「NEOPASA(ネオパーサ)浜松」がオープンし、上り線は中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)、公益財団法人浜松市文化振興財団とヤマハの3社が運営、今年の4月で2年が経過した。
ヤマハは1887年(明治20年)の創業以来、浜松を本社とし、浜松市とともに発展・成長を続けてきた。そして、浜松市は、近年はものづくりだけでなく文化面での発展を目指し、「音楽のまちづくり」を掲げ、音楽文化の創造・発信・交流に取り組むとともに、人々が音楽の豊かさや楽しさを求めて集まる“音楽の都”を目指している。「NEOPASA浜松」では、こうした背景にふさわしく「音のある風景」がエリアコンセプトとなっており、ピアノをイメージした外観デザインやインテリアなど、施設全体が音楽をテーマにした趣向で彩られている。
その「NEOPASA浜松」上り線内「ミュージック・スポット」で、新たに「バーチャルピアノ工場見学」が開始。同施設を訪れる旅行者やドライバーに対し、ヤマハピアノの国内唯一の生産拠点である近隣の掛川工場(掛川市)の映像や、普段なかなか見ることのできないピアノの部品や調整や調律に用いる工具などを展示し、ピアノのしくみについて子供から大人まで楽しく知ることができるスペースだ。
通常時にはステージ上の70インチモニターや自動演奏ピアノを使って、落語家柳家花緑さんのナビゲートにより、ピアノの製造工程を紹介する「ピアノ工場バーチャルツアー」の映像コンテンツや、ピアノの弦・フレーム・響板など、ピアノの部品に直接触れることができる展示も見どころだ。
また、毎週末行われるプロのミュージシャンによるミニコンサート、夏休みや連休などを中心に、ピアノの仕組みについて楽しく知ってもらうイベント「ピアノふしぎ体験ショー」や、オーディションによって選ばれたアマチュアミュージシャンによるイベント「アンサンブルステージ」など、さまざまな家族向けのコンテンツを浜松市文化振興財団と共に企画している。
<バーチャルピアノ工場見学 概要>
場所:新東名高速道路「NEOPASA(ネオパーサ)浜松」上り線 フードコート横
広さ:約100平方メートル
開場時間:8時~20時
<コンテンツ例>
●柳家花緑さんと行く~ヤマハピアノ工場バーチャルツアー~
ピアノの演奏が得意でピアノを使った音楽落語アルバムなどを発売している落語家の柳家花緑さん。ピアノがどのように作られているのか、ヤマハピアノの製造工程をめぐり、ピアノの構造や不思議について紹介する。放映時間は約18分(6本×3分のショートムービー)。
●イベント
・8月22日(金)、23日(土) ピアノ不思議体験ショー
・9月13日(土)、14日(日) アンサンブルステージ
・10月18日(土)、19日(日) ハママツ・ジャズ・ウィーク「街のジャズクラブ」
・10月25日(土)、26日(日) ハママツ・ジャズ・ウィーク「街のジャズクラブ」
※上記以外にも毎週ミニコンサートを開催。詳しくは下記リンクのイベント情報から。
◆ミュージック・スポット イベント情報
◆ヤマハ
◆NEOPASA浜松
◆BARKS 楽器チャンネル
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