ダフ・マッケイガン「ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのシンガーになろうか考えた」

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2008年にスコット・ウェイランドが脱退して以来なかなかニュー・シンガーが決まらないヴェルヴェット・リヴォルヴァーだが、サイド・プロジェクト、ローデッドで歌っているダフ・マッケイガン(B)はVRでもフロントに立つのを検討したことがあるという。

◆ローデッド画像

Blabbermouth.netによると、マッケイガンはTotalRock Radioのインタビューでこう話したという。「考えたよ。でも、リード・シンガーを立てたほうがいいタイプのバンドだからね。俺はスラッシュとロックするのが好きなんだ。ライブのとき、ギタリストやドラマーとロックしながら駆け回るのが好きだ。ローデッドで歌っているときは全く動けない。ギターをプレイしながら歌っている。自分がマヌケだってことがよくわかったよ。曲に歌詞を詰め込み過ぎた。歌詞が多すぎて、マイクから離れることができないんだ。ほとんと…、観客の中に飛び込むとき以外ね。で、バンドはプレイし続けてるから、俺は戻ってまた歌わなきゃならない」

また、まだ適任者に巡り会っていないが、ニュー・シンガーのオーディションは引き続き行われているそうだ。「つい数週間前、ある人とやってみたばかりだ。ホントにいい奴だった。いいシンガーだったよ。でも、しっくりこなかった。年中、“こいつはどうか?”ってメールを受け取っている」

現在、それぞれのソロ活動に専念しているメンバーだが、マッケイガンの次のプロジェクトは本の出版だという。5年間、『Seattle Weekly』でコラムを執筆していた彼は、それを本にするそうだ。「『How To Be A Man(どうしたら男になれるか)』ってタイトルのコラムで、すごくふざけたやつだったよ。俺が人生について学んだことを取り上げたハウツーものだ。父親、夫、ロック・バンドのメンバーとしてね。それに街のガイド・ブックでもある。俺がどうやってその街を見てるかっていう、ふざけたガイド本だ。いろんなことに触れてるよ。面白い本になればいいなって思っている」

ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのバンド・メイト、マット・ソーラム(Dr)は春にMatt Sorum's Fierce名義でアルバム『Stratosphere』をリリース。スラッシュ(G)も9月に3枚目のソロ・アルバムを発表する予定だ。

Ako Suzuki, London
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