メタリカ、オジー・オズボーンの栄誉を称えアコースティック・パフォーマンス
メタリカが月曜日(5月12日)、LAで開かれたチャリティー・コンサート<MusiCares MAP Fund Benefit Concert>に出演し、レアなアコースティック・パフォーマンスを行った。
◆メタリカ画像
同公演は、財政難や健康上の問題を抱えるミュージシャンを支援するMusiCaresの資金調達のため開かれ、メタリカの出演はこれに貢献したほか、同団体よりスティーヴィー・レイ・ヴォーン・アワードが贈られたオジー・オズボーンを称えることにもなった。
ギタリストのカーク・ハメットは『Rolling Stone』誌に「MusiCaresは素晴らしい組織で、俺らの友人の多くが助けられた。そして、オジーは俺らにたくさんのことをしてくれた。ささやかながら、これで彼にありがとうって伝えられる」と、ベースのロバート・トゥルージロは「オジーやブラック・サバスがいなかったら、俺ら、いまこうしているかわからない。俺ら両方とも彼らの曲をプレイしながら育った。初めてベースを手にしプレイし始めたころ、「Iron Man」や「Sweet Leaf」を弾いていた。彼は俺らのブラザーであり、この団体は彼の命を救ってくれた」と話している。
メタリカはレッド・ツェッペリンの「Stairway To Heaven」のイントロをプレイした後、Rare Earthの「I Just Want To Celebrate」、ディープ・パープルの「When A Blind Man Cries」、ザ・ビートルズの「In My Life」、オジーの「Diary Of A Madman」をパフォーマンスした。
コンサートには、オジーも出演。デイヴ・ナヴァロをギターに「I Don't Know」「Suicide Solution」「Iron Man」「Crazy Train」をプレイ。最後のトラック「Paranoid」ではスラッシュがジョインしたという。
オジーは同団体への支援や貢献が認められ、スティーヴィー・レイ・ヴォーン・アワードを受賞。ジョー・ウォルシュから賞を受け取った。
Ako Suzuki, London
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