AC/DC「バンクーバーで5月にメンバーが集まる」
AC/DCのブライアン・ジョンソンが、マルコム・ヤングの引退の噂を真っ向から否定し、新作作りへの意向を示した。ブライアンは「バンクーバーで5月にメンバーが集まるのは確かだね。ギターと打楽器をちょっと弾いて、それで、誰かいい曲かアイデアを持っていないかという感じで進めていって、何かあったら、それをレコーディングするつもりだよ」と話している。
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さらにブライアンは、マルコム・ヤングが病気を患っていることは認めるものの、そのことでバンドがツアーやレコーディングを中止することはないと続けた。
「将来のことについては、どういう方向に行こうとも言いたくないんだ。何の可能性も否定しないよ。マルコム・ヤングは糖尿病と闘っているけど、このことについては、あまり話したくない。35年間ずっとダチだし、尊敬もしているよ」
バンド結成40周年記念ツアーに関しては、ブライアンは以前40会場で40公演を敢行したいと話していた。「バイバイを言うにはいい方法になるだろうね。ぜひ実現したいね。でも、今のところ計画は宙に浮いている段階だ」
マルコムの親しい友人であるクワイヤボーイズのフロントマン、マーク・ゲーブルは、オーストラリアのABC局に、マルコムがライブに復帰するには難しいと話している。「マルコムはただの体調不良ってわけじゃないんだ。かなり深刻な状態なんだよ。病状はそのままだろうし、ライブをすることは難しいだろうね。レコーディングもできない状態なんじゃないかな」