うたうまい(麻衣)、NYの名門ジョーズ・パブにて秘蔵曲「空と夢」披露
うたうまい(麻衣)が、3月25日(日本時間)、ニューヨークで最もリスペクトされているライブスポットのひとつである「ジョーズ・パブ」にて秘蔵楽曲を披露した。
◆うたうまい(麻衣)「ジョーズ・パブ」ライブ画像
「ジョーズ・パブ」は、ニューヨークを代表するパフォーマンス・アーティストのローリー・アンダーソンから、英国の誇るポップスターのアデルまで、幅広いアーティストがこの舞台に立ち、エイミー・ワインハウスがアメリカで初めて歌ったステージとしても、よく知られているライブ会場だ。
うたうまい(麻衣)が登場した<トランス・フォーマティブ>は、「ジョーズ・パブ」のディレクターであり、著名なボーカルコーチでもあるバーバラ・マイヤー・ガスターンが主催する2日間のチャリティー・イベントで、優れたアーティストにより良い活動環境を提供する機関「New York Voices」、そして未成年同性愛者のホームレス・サポートで全米一ともいわれる団体「The Ali Forney Center」、この2つの活動に賛同する20人以上のアーティスト達が集まり開催された。
トニー賞にもノミネートされたジャスティン・ボンド、女性から男性へのトランスジェンダー・パフォーマンス・アーティストで、現在アート界注目の新星であるジオ・ワイエスと続いた後に、うたうまい(麻衣)が登場。フルートやクラリネットも含む9人編成でこの夜1番となった大所帯バンドをバックに、“ジャパニーズ・ポップスター”と紹介され満面の笑顔を浮かべた彼女は、観客の期待に満ちた視線に怯む事なくナチュラルなステージを繰り広げた。
この夜、初めて披露した「空と夢」は、このイベントの為に作られたもの。今回うたうまい(麻衣)が、このライブに参加するきっかけでもあり、ニューヨークでの音楽活動のコラボレーター、そして良き友人であるアーティスト、ナッティ・ヴォーゲルが作曲を努め、ライブではアコーディオンを担当したラファエル・レロウプが編曲、そしてうたうまい(麻衣)は日本語の歌詞をつけた楽曲だ。目と耳の肥えたこの夜の観客相手に堂々と、持ち前のピュアヴォイスで歌う彼女のメッセージは日本語の歌詞でも充分に伝わったようで、拍手と歓声と笑顔に迎えられていた。
「空と夢」のリリース予定は未定。
◆BARKSライブレポート