ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン、新作は攻撃的でエッジー
ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインが、制作中のニュー・アルバムについて語った。2013年の『Temper Temper』に続く5枚目のスタジオ・アルバムでは、再びヘビー度が増しているそうだ。
◆ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン画像
フロントマン/ギタリストのマシュー・タックは『EMP Rock Invasion』のインタビューでこう話した。「これまでに5曲やった。すごくいい感じだ。どう説明したらいいか、わからないけど…、間違いなく、より攻撃的でエッジーだ。俺らが昔やってたヘビーなとこに戻っている。スクリームしているってわけじゃない。アグレッシブな音なんだ」
前作『Temper Temper』の評価がまちまちだったことに対し、彼はこう応える。
「なに言われたって、あのアルバムを変える気はないよ。あれは、俺らが作りたかったアルバムだ。俺らはそうあるべきなんだ。自分のやりたいことをやる。誰かを喜ばすためにやるんじゃない。もし、なんらかの理由でこのニュー・アルバムの評判が良くなかったとしても…、ほかの人のためにはできないってことだ。自分らのためにやらないとな。バンドとして忠実であり続けるためには、それしかない。俺らは(バンドを始めた)1日目からそのルールにこだわってきた。俺らのやり方を通す、自分らがやりたいことをやる、そうでないなら何もやらないってことにね。誰かほかの奴が俺らのキャリアをめちゃくちゃにするのは、受け入れられない。でも、自分らでめちゃくちゃにしたんなら、少なくても、夜寝ることはできる。わかるだろ? だから、俺らはあのアルバムに満足している」
マシュー・タックは12月、新作のプロデューサーにパンテラやデフトーンズ、スマッシング・パンプキンズなどの作品を手がけたテリー・デイトをプロデューサーに起用したと明かしている。テリー・デイトを選んだ理由については、「俺たち、主導権を握るような人は求めていない。押し出すところを押し出すために、客観的な観点を持つ人を探しているんだ。“ビッグになってない”とか“これじゃあメタルじゃない”って言ってくれる人がいい。俺らが、自分らの得意なことからぶれないでいられるように」と説明していた。
Ako Suzuki, London
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