ライアーズ、パンクでレイブな変態アングラ・ディスコ
ポスト・パンク新世代の旗手として2000年に登場し、その音楽性を勇敢にどこまでも広げて現代最強のエクスペリメンタル・ロック・バンドへと登りつめたライアーズが、待望の7作目のニューアルバム『メス』を完成させた。
◆ライアーズ 画像、トレイラー映像、楽曲試聴
その先鋭的な音楽性に同業のミュージシャンからも支持されるライアーズは、前々作『Sisterworld』時にはトム・ヨーク、デヴェンドラ・バンハート、ブロンド・レッドヘッド、メルヴィンズ等がリミックスを手がけて話題となり、2013年にはメトロポリタン美術館、ニュー・ヨーク近代美術館でライブを行うなど、アート界からも絶大な支持を集めている。
そして、インダストリアルなダーク・ウェイヴ路線を邁進した『WIXIW』に続く今回の新作『メス』は、「『WIXIW』とまったく逆の方向性の作品になっている」とメンバーが語るように、『WIXIW』と正反対ともいえるライアーズ史上最も突き抜けた作品に仕上がった。
また、先行シングルとして公開された「Mess On A Mission」等では、ブロック崩しの効果音のような電子音のギミック、淡白なドラム・ビートから、アンガス・アンドリューのファルセット・ボイスと相まって熱気を帯びていく、ライアーズの十八番といえるパンクでレイブな変態アングラ・ディスコを展開する。ビートを軸にミニマル、ジャーマン、インダストリアル、エレクトロなど様々なカラーのサウンドが飛び交う、大胆に変貌を遂げた傑作にご注目を。
『メス』
2014年3月19日(水)日本先行発売
TRCP-151 \2,100(税抜)
※ボーナス・トラック収録、解説・歌詞対訳付
1.Mask Maker
2.Vox Tuned D.E.D.
3.I'm No Gold
4.Pro Anti Anti
5.Can't Hear Well
6.Mess On A Mission
7.Darkslide
8.Boyzone
9.Dress Walker
10.Perpetual Village
11.Left Speaker Blown
※プラス、ボーナス・トラック
◆ライアーズ オフィシャルサイト(海外)