ミック・ジャガー「自伝は書かない。ウィキペディアを見てくれ」

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ミック・ジャガーは自叙伝を書くことに興味がないそうだ。彼が何をしたか知りたければ、ウィキペディアを見ればいいという。

◆ザ・ローリング・ストーンズ画像

バンド・メイト、キース・リチャーズの自伝『Life』(2010年)がベストセラーとなり、ファンとしてはミックからの話も聞きたいところだが、彼は『Hollywood Reporter』のインタビューでこう話した。「ロックンロールの回顧録は供給過剰なマーケットだと思う。僕はなにか新しいことをしたい。映画や音楽を作ったり、ツアーをするとかね。もし僕が1965年に何をしたか知りたければ、Wikipediaを見ればいいよ。金もかからないし」

ミック・ジャガーは現在、ジェイムス・ブラウンのバイオグラフィー映画『Get On Up』をプロデュース中。ジェイムス・ブラウン本人を知るミックだけに、役者へのアドバイスは的確でリアルだという。撮影現場を訪れた彼は、ジェイムス・ブラウンのコラボレーター、ボビー・バードを演じる俳優にバードが実際ステージでどんな踊りを見せたか、手とり足とり教えたという。

テイト・テイラー監督、チャドウィック・ボーズマン主演の『Get On Up』は2014年夏の公開が予定されている。

Ako Suzuki, London

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