ヤマハ「Nuage」が「JIDAデザインミュージアムセレクション」に選定

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ヤマハのデジタル・オーディオ・ワークステーションシステム「Nuage(ヌアージュ)」が、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)が主催する「JIDAデザインミュージアムセレクション」に選定された。

JIDAは、1952年に創立された、インダストリアルデザイナーの唯一の全国組織。JIDAが、その時代に特に記録しておきたいデザイン商品を選定し、発表・展示・記録を行うのが「JIDAデザインミュージアムセレクション」だ。15回目となる本年度は、ヤマハを含む24社から27商品が選定された。

「Nuage」は、映画、ドラマ、テレビ番組などの業務制作での音に関するあらゆる作業、ポストプロダクション現場におけるさまざまな課題を解決すべく、ヤマハのデジタルミキサー技術とスタインバーグ社のネイティブプロセッシング技術を融合させたアドバンスト・プロダクション・システム。

今回の選定は、「Nuage」のプロ用システムとしての高い完成度と、優れた作業性やシステムのフレキシビリティが評価されたもの。JIDAの選定委員からは「機能的なものは美しいという近代デザインのテーゼを、今日のデジタル機器として見事に体現した」と評されている。

今回選定された「Nuage」は、1月16日(木)から1月21日(火)まで、AXISギャラリー(東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4階)で開催される、「JIDAミュージアムセレクションVol.15 東京展 ~美しく豊かな生活をめざして~」(観覧料無料)において展示される予定。詳細は、JIDAの公式ウェブサイトから。

●「Nuage」担当デザイナーのコメント

「Nuage」のデザインは、企画段階からデザイナーが参画し、あらゆる角度から「ポストプロダクションの現場で永く使い続けられるデザイン」を追求することで生まれました。ソフトとハードの連携を直感的に行えるユーザーインターフェースと、スタジオレイアウトに柔軟に適応できるコンポーネントスタイルを両立させることで、操作も設置もしやすいデザインに仕上がっています。


◆ヤマハ
◆JIDA 公式ウェブサイト
◆BARKS 楽器チャンネル
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