ポール・ポッツを描く映画『ワン チャンス』、主題歌がゴールデン・グローブ賞ノミネート

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ポール・ポッツの波乱に満ちた半生を描いた映画『ワン チャンス』の主題歌が、第71回ゴールデン・グローブ賞にて主題歌賞にノミネートされた。

◆「Sweeter Than Fiction」試聴

映画『ワン チャンス』は、冴えない自分に自信が持てなかった男が、一夜にして世界的オペラ歌手へと転身したポール・ポッツの痛快なる奇跡の逆転劇を描く作品だ。一大センセーションを巻き起こした、英国のオペラ歌手の波乱に満ちた半生を、『プラダを着た悪魔』の監督と『最高の人生の見つけ方』の脚本家が、「誰も寝てはならぬ」「アヴェ・マリア」などの名曲にのせて描く感動の実話である。

「ブリテンズ・ゴット・タレント」で初めて彼が歌った後、会場がスタンディング・オベーションで彼を称える映像は何度見ても鳥肌の立つ瞬間だが、今回ノミネートされた主題歌というのはポール・ポッツの作品…ではなく、なんとテイラー・スウィフトの新曲「Sweeter Than Fiction」である。この曲はFUN.のジャック(G)との共作で、ファン目線からまるでポール・ポッツの背中を押すような、ポップな応援ソングだ。映画ではエンディングを明るく盛り上げる作品となっている。


映画『ワン チャンス』
その歌声に、世界は息を飲んだ。つまずく度に、歌声を輝かせ立ちあがった、冴えなすぎる男の世紀の逆転劇!「誰も寝てはならぬ」「アヴェ・マリア」などの名曲にのせて描く,オペラ歌手ポール・ポッツ痛快実話。その男が現れ、「オペラを歌います」とあいさつした時、客席からは失笑がもれ、審査員たちは困惑した表情を見せた。「2007年、英国の大人気オーディション番組ブリテンズ・ゴット・タレント」でのことだ。容姿もパッとしない地味な身なりのケータイ販売員が、華麗なるオペラ「トゥーランドット」の名曲「誰も寝てはならぬ」を歌うというのだから、当然かもしれない。だが、その歌声が天に放たれた瞬間、会場は静まり返り、そしてすぐにどよめきに変わり、歓声と拍手が鳴りやまず、涙をぬぐう人さえいた。それが、一夜にして世界的オペラ歌手へと転身した、ポール・ポッツの、痛快なる奇跡の逆転劇。ポッツが歌い出す<奇跡の瞬間>にスタンディング・オベーション。そしてエンドロールが流れる頃、私たちは初めて理解する。なぜ、彼が成功できたのかを。
監督:デヴィッド・フランケル『プラダを着た悪魔』
脚本:ジャスティン・ザッカム『最高の人生の見つけ方』
出演:ジェームズ・コーデン『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』
楽曲吹き替え:ポール・ポッツ本人
2014年3月21日(金・祝) TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー

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