ノエル・ギャラガー「デヴィッド・ボウイのアルバムは10点満点以上」

ポスト
ノエル・ギャラガーがまたもや、デヴィッド・ボウイのカンバック・アルバム『The Next Day』を大絶賛した。10点満点中10点、できることなら11点をつけたいそうだ。

◆ノエル・ギャラガー画像

『Rolling Stone』誌のインタビューで、2013年のミュージック・シーンについて問われたノエルはこう答えた。「まあ、よかったんじゃない。間違いなくキャッチーな曲はあった。それに、デヴィッド・ボウイがアルバムを出す年は、いつだっていい年だろ?」「(『The Next Day』は)とんでもない傑作だ。大好きだ。長いこと続けてきて、今でもあんだけ素晴らしいって人、そうはいない。ニール・ヤング以外、あのクラスの連中は大抵、クソだ」

「誰とは言わないよ! みんな、誰のことかわかってるだろ。とにかく、「Valentine's Day」は見事だ。あのアルバムには少なくても、聴いた途端、ギター手にして“すげえ! なんでこれを作ったのが俺じゃないんだ?”って思わせる曲が3つはある。これまでの彼の作品の中でもベストの1つだ。10点満点中10点、できるなら11点をつける」

ボウイと話す機会はあったかとの質問には、「俺が(笑)? 俺がデヴィッド・ボウイと話す? あるわけない。昔、何度か会ったことある。でも、どうしたら俺にデヴィッド・ボウイと話す機会がめぐってくるんだ? 彼に電話しろとでも? 彼はイギリスに来てないと思うね。着いた途端、ロンドン塔に閉じ込められて、ギグやるまで出してもらえないに違いない。だから、彼は帰って来ないよ」

ノエルはこのほか、2013年リリースされたアルバムに対し「アークティック・モンキーズの半分は素晴らしくよかった」「カニエ・ウェストを初めて聴いた。すごくよかった」と話した。また、グラストンベリー・フェスティバルでのベスト・アクトは、ザ・ローリング・ストーンズでもアークティック・モンキーズでもディスクロージャーでもなく、ナイル・ロジャースのシックだったそうだ。

気になるノエルのニュー・アルバムのほうは、2014年も「ない」そうだ。制作はスタートするがじっくり時間をかけるつもりらしい。今回は「これまでやったことないし、デヴィッド・ボウイに偶然会ってスタジオへ連れ込むチャンスがあるかもしれないから」ニューヨークでレコーディングしたいそうだ。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報