【イベントレポート】東方神起、10万人動員ファンクラブイベントで史上初の3年連続東京ドーム公演開催を発表

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名誉挽回せんと、続いてはひとりずつ特技を披露するミッションへ。チャンミンは、東京・大阪で4500人が参加した厳しい予選を勝ち上がったファンの代表とのガチ卓球大会を実施。ただ、今回の対戦相手は、日本体育大学在学中に国体出場というキャリアを持つ銀行員の東方神起ファン。チャンミンは早くも戦意喪失だ。

試合開始からまさかのチャンスカード(チャンミンに与えられたハンディキャップ。引いたカードに書かれている、試合を困難にするアイテムを相手に使うことができる)を利用して、チャンミンはいい勝負を繰り広げようと必死。ただ、チャンスカードの効力が切れた中盤以降は、誰もが想像したような展開に。会場には「あぁ……」という、チャンミンの悲壮感溢れる声が響き、そしてラストは卓球台に倒れこむ。結果は9対15でファンの勝利となった。

続いてユンホは、前回につづいてステージ上で料理を披露。今回『ユンホのHoっとキッチン』で作るのは「ふわとろたまごの明太子スパゲティ」、通称「ユノゲティ」。

早速、調理開始となるが、その手つきは、東方神起のパフォーマンスと同じくらいダイナミックなもの。野菜の切り方、明太子の処理などなど、ビジョンにユンホの手元が映し出されるたびに、客席からは戸惑いを含んだざわめきが発生する。しかし「ユノシェフだから!」と、客席の声をシャットアウトするユンホ。さらに「シェフは材料の心が読めないとダメ」という名言まで飛び出すも、やはりなかなか大胆な調理が続き、1万8000人の止まらないざわめきの中で、「ユノゲティ」は無事に“一応完成”となった。

「ユノゲティ」を試食するのは、もちろんチャンミン。怪訝そうな顔で口に運んだチャンミンは、「正直に、味は……悪くないんですけど、わざわざこのたまごの中にスパゲティを入れようとした理由って……。結局食べるときは別々になる。」と、もっともな感想を述べる。なおユンホ曰く「それは、ユノゲティだから。」だそうだ。そう言われたら納得するほかない。

それぞれの特技で会場を楽しませたのち、最後のミッションは、東方神起とBigeastで会場を歓喜で埋め尽くせ、というもの。これが意味するのは、もちろんライブ。「B.U.T」からスタートしたステージは、これぞ東方神起という迫力のパフォーマンスの連続。もちろん会場もそんな東方神起に応えるように、レッドオーシャンのうねりがひとつの生命体のような鼓動を打つ。

ステージ転換のタイミングでは、シングル「Very Merry Xmas」に収録された楽曲「White」のミュージックビデオを初公開。シングルCD未収録の、レコーディングスタジオで撮影されたこのミュージックビデオ。ステージ上のビジョンにアップでユンホ、チャンミンの暖かい表情が映るたびに黄色い歓声が巻き起こる。

さらに衣装を着替えてサブステージに登場したユンホは、ソロ曲「繋がれた舟」を熱唱。一方、チャンミンはアコースティックギターを抱えて、「Gold Dust」を弾き語り。客席は、そのやさしい歌声に耳を傾けた。

「もうすぐクリスマスだから、これまでみなさんの前で歌ってなかったソロのバラードを披露しました。」という東方神起。さらに、もうひとつのプレゼントとして、さいたまスーパーアリーナに雪が降るという幻想的な演出で「Winter Rose」からのメドレーで新曲「Very Merry Xmas」をライブ初披露。2013年、頑張ったBigeastへ、ユンホサンタ、チャンミンサンタからのちょっと早めのクリスマスプレゼントとなった。

そして出だしを間違えるユンホのお茶目なところも飛び出して、最後の曲は、客席を歩きながらの「In Our Time」。1万8000人の大合唱がさいたまスーパーアリーナを包み込んだのだった。

「東方神起の暖かい気持ち、伝わりましたか? みなさんいるからこそ、東方神起のレベルアップにつながっている気がして、とても幸せです。」── ユンホ

すべてのライブが終了し、最後に東方神起からの挨拶。ここで、もうひとつ大きな発表が。「来年、4月から、全国ライブツアーが……始まります!」と、ユンホがツアーを発表すると、会場は再びの熱狂となった。

「そうですね。年末、あんまり残ってないですけど、最後まで楽しい日々を過ごして欲しいです。来年もライブあるし、元気よく、楽しく頑張って行きたいと思ってますので、応援よろしくお願いします。」── チャンミン

「ワクワクするね。また、会おうぜ。」── ユンホ

東方神起、2014年の全国ライブツアーは、4月22日の横浜アリーナからスタート。東京ドーム公演は5月20日、21日、23日の3Daysで、ファイナルは6月19日の京セラドーム大阪となる。


text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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