ヤマハからサウンドキャラクターと用途に応じて選べる3タイプのカナル型イヤホン3種、「EPH-20」「EPH-30」「EPH-50」

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▲5色のカラバリを揃えるEPH-20(左)、パワー感のあるEPH-30 (右上)、レンジが広くHi-FiなEPH-50(右下)。
ヤマハは、カナル型イヤホンの新製品として、ヤマハ イヤホン「EPH-2」「EPH-30」「EPH-50」を11月25日より発売する。

「EPHシリーズ」は、長年の楽器作りの伝統とノウハウを活かし、楽器の音色の忠実な再現を目指した、遮音性能の高いカナル型のイヤホン。いずれも3サイズのイヤピースが付属する。

小型ボディでファッション性の高い5色のカラーバリエーションを用意した音楽ジャンルを選ばない「EPH-20」、量感豊かでパワー感のあるサウンドが持ち味の「EPH-30」、レンジが広いHiFiサウンドを目指し大型ドライバーユニットを採用した「EPH-50」の3モデルを用意。音質や用途などの好みに応じて選べるラインナップとなっている。

●EPH-20

「EPH-20」は、小型ボディで装着感に優れた明瞭でさっぱりとしたサウンドで音楽ジャンルを選ばずオールマイティに使うことができるモデル。ブラック、ブラウン、ブルー、ピンク、グリーンの5色のカラーバリエーションを用意し、ファッションやライフスタイルに応じて選ぶことができる。ドライバー口径は10.7mm、再生周波数帯域は20Hz-21kHz。

●EPH-30

「EPH-30」は量感豊かでパワー感あるサウンドを実現したモデル。シリーズ最大となる110dB ±3dBの出力音圧レベルを実現。量感豊かな低音と粒立ちの細かな高域が特長となっている。メタリックハウジングをアクセントにし、球面を半分にカットしたようなシンプルなデザインで、ブラックとホワイトの2色を用意する。ドライバー口径は 9mm、再生周波数帯域は20Hz-21kHz。

●EPH-50

レンジが広いHiFiサウンドを目指したのが「EPH-50」。口径13.6mmの大型ダイナミック型ドライバーユニットを搭載、低中域の切れの良さと解像度の高い高域を実現している。ケーブルのからまりを防ぐ、スマートケーブルホルダーを装備しており、収納や持ち運びの際の不快なケーブルの“もつれ”や変形を抑えるのもポイント。ミニプラグに加えて、楽器用に便利な6.3mm変換プラグを付属し、リスニング、モニター、楽器演奏など、さまざまな用途に幅広く使うことができる。再生周波数帯域は20Hz-21kHz。

10月29日に行われた発表会では、各モデルの特徴について説明。「EPH-20」は「カラフルでカジュアル、音はヤマハ」、「EPH-30」は「音楽アプリとの使用に最適」、「EPH-50」は「楽器演奏に最適、ナチュラルサウンド」といった違いが示された。

■楽器演奏に最適なオープンエア型ヘッドホン「HPH-200」も登場

また、楽器練習に最適なヘッドホンとして「HPH-200」もあわせて紹介された。「HPH-200」はこれまでオーディオ製品の販路を通じて販売されてきたが、11月25日より新たに楽器店ルートでも販売が開始される。従来のブラックカラーに加え、ホワイトカラーも新たにラインナップする。


▲楽器店ルートでの販売が開始されるHPH-200は折りたたみが可能。電子ドラムDTXの練習を例に挙げ、AUX入力に接続したMP3プレイヤーとDTXの音が個別に聞こえることなく、気持ちいい音で練習できることなどがアピールされた。
「HPH-200」は、オープンエア型構造で透き通った伸びやかな高域を特徴とする。ドライバーはヤマハオリジナルで大口径の40mm、パワフルで抜けのよい低域を生み出す。180gの軽量と肌触りのよいベロア生地のイヤパッド、長さ調整可能なヘッドバンドで長時間使用でもつかれない装着感、オケと合わせて気持よく楽器練習ができる点などがアピールされた。携帯に便利な折りたたみ機構の採用もうれしいところ。厚みを抑えることができるので、楽器ケースのサイドポケットなどにも楽に収納できるようになっている。また、電子楽器との接続に適した付属品として、ステレオフォーン変換プラグと延長ケーブル(2m)が用意されるのも見逃せない。

◆EPH-20
価格:オープン(想定実売価格 3,000円前後)
◆EPH-30
価格:オープン(想定実売価格 5,000円前後)
◆EPH-50
価格:オープン(想定実売価格 7,000円前後)
◆HPH-200
価格:オープン(想定実売価格 12,800円前後)
発売日:2013年11月25日

◆EPH-20 製品詳細ページ
◆EPH-30 製品詳細ページ
◆EPH-50 製品詳細ページ
◆HPH-200 製品詳細ページ
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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