モリッシー「僕はホモセクシャルではなく、ヒューマセクシャル」

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自伝で男性との交際経験を明かしたため、とうとうカミングアウトしたと思われたモリッシーだったが、正しくは同性愛者ではなく人類愛者なのだという。

◆モリッシー画像

モリッシーは週末(10月19日)、ホモセクシャルにかけた新造語を用い、ファン・サイトTrue-to-you.netにこんなメッセージを発表した。「残念ながら、僕はホモセクシャルではない。正確には、ヒューマセクシャルだ。ヒューマン(人)に惹かれる。でも、もちろん…数は多くないが」

モリッシーはこれまで、自身のことを“禁欲主義者、独身主義者”などと称していたが、性的嗜好については明言していなかった。自伝では、30代のときジェイクという男性と親しくなり「僕の人生で初めて“僕”が“僕ら”になった」と記しているものの、恋愛関係にあったのかどうかは明らかにしていない。

また、「ティーンエイジャーのころ全く女の子に興味がなかった」とある一方、「女性との間に子供を作ることを考えた時期がある」との記述もある。

先週木曜日(10月17日)に発売されたモリッシーの自伝『Autobiography』は、翌日、Amazon UKのベストセラー・チャートの1位に輝いた。

Ako Suzuki, London
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