ラッシュ、11月20日に最新ライヴ・アルバム発売
ラッシュの最新ライヴ・アルバム『クロックワーク・エンジェルズ・ツアー』の発売が11月20日に決定した。レア楽曲や最新スタジオ作収録楽曲に新たなアレンジを施した楽曲などが多数収録された、<CLOCKWORK ANGELSツアー>の模様を収録した3枚組ライヴ作品だ。
◆『クロックワーク・エンジェルズ・ツアー』画像
「彼らの影響は否定しようがない。どれだけ他の人達からさえない奴らだって見られても、自分達に正直であり続けた、という事実もまさに彼らにとっての遺産なんだ。ラッシュはまさしく、そのタマを持ったバンドで…、いつだって奴らはクールだったのさ」──デイヴ・グロール
2012年11月のテキサス州ダラスにあるAmerican Airlines Arenaでの公演を収録したもので、11ヶ月も続いたこのツアーは、2012年に彼らが発表し、全米チャート2位という最高位を記録した最新スタジオ作『クロックワーク・エンジェルズ』に伴うツアーで、北米を2度、そしてヨーロッパも巡る大規模なツアーとなった。
3時間にも及ぶ興奮のパフォーマンスを収録したこのライヴ作品には、「トム・ソーヤ」「ザ・スピリット・オブ・レイディオ」「2112」といったラッシュのクラシックから、「アナログ・キッド」「テリトリーズ」「サブディヴィジョンズ」といった80年代のラッシュの名曲、そして、“クロックワーク・エンジェルズ・ストリング・アンサンブル”と名付けられたゲスト・アーティストと共に披露された、このツアーのために特別なアレンジが施された「ヘッドロング・フライト」「YYZ」「レッド・セクターA」といった楽曲が収録されている。
御存知の通り、今までのラッシュのツアーはメンバー3人のみで繰り広げられていたため、このストリング・アンサンブルのツアーへの参加は、バンドにとっても初の試みとなったものだ。もちろん最新作『クロックワーク・エンジェルズ』からの楽曲も9曲披露されている。
そしてもうひとつのハイライトとなるのが、今まで滅多にライヴで披露されたことはなく、もちろんライヴ音源として収録された事のない楽曲「ザ・ボディ・エレクトリック」や「ミドルタウン・ドリームス」を収録していること、そしてニール・パートの3度にわたるドラム・ソロ・パートが完全収録されている点だ。
なお、この最新ライヴ・アルバムの発売に先駆け、彼らの7枚のスタジオ作品が紙ジャケット&SHM-CD仕様で9月25日にリリースとなった。この“RUSH ATLANTIC YEARS紙ジャケット SHM-CDコレクション”は、それぞれ海外のみで発売されていたアナログ盤オリジナル・アートワークを極力忠実に再現したもの。アナログ盤のオフィシャル・リリースがなかった『テスト・フォー・エコー』と、新装版となった『ヴェイパー・トレイルズ』は対象外だが、音源も『プレスト』から『テスト・フォー・エコー』までの4枚は日本盤化されていなかった2004年のリマスター音源が使用されている。
このシリーズの中で特筆すべきは、2002年に発表された『ヴェイパー・トレイルズ』だ。今回の再発にあたり、アルバム全編に新たにリミックスが施されているのだ。
「『ヴェイパー・トレイルズ』は、状況的にも心情的にもとても困難な時期に作られたアルバムだ。ラッシュがどうすればまたラッシュになれるのか、を探っていた、という感じだった。その結果、間違いが起き、それを私達は長い間修正したいと願っていた。デヴィッド・ボットリルのリミックスによって、ようやく我々のこの作品が、与えられるべき正当な音と明瞭さを得ることが出来たと思う。どの曲も新たな生命を吹き込まれている。それこそ「ワン・リトル・ヴィクトリー」、「シークレット・タッチ」そして「シーリング・アンリミテッド」の燃えるようなサウンドから、「スウィート・ミラクル」から「ハウ・イット・イズ」のメロディックな音楽性まで、すべての曲がその名誉を回復しているんだ。デヴィッドに感謝だよ!」──ゲディ・リー
『クロックワーク・エンジェルズ・ツアー』
2013年11月20日発売
WPCR-15423~5 (3CD) \3,480 (tax incl.)
Set One
・Subdivisions
・The Big Money
・Force Ten
・Grand Designs
・The Body Electric
・Territories
・The Analog Kid
・Bravado
・Where's My Thing?/ Here It Is! (drum solo) Far Cry
Set Two
・Caravan*
・Clockwork Angels*
・The Anarchist*
・Carnies*
・The Wreckers*
・Headlong Flight*/ Drumbastica (drum solo) Peke's Repose (guitar solo)/Halo Effect* Seven・ Cities of Gold* Wish Them Well* The Garden*
・Dreamline*
・The Percussor (I) Binary Love Theme (II) Steambanger's Ball (drum solo) Red Sector A*
・YYZ*
・The Spirit of Radio
Encore
・Tom Sawyer
・2112
Bonus
・Limelight (soundcheck recording)
・Middletown Dreams
・The Pass
・Manhattan Project*
*“クロックワーク・エンジェルズ・ストリング・アンサンブル”
◆『クロックワーク・エンジェルズ・ツアー』画像
「彼らの影響は否定しようがない。どれだけ他の人達からさえない奴らだって見られても、自分達に正直であり続けた、という事実もまさに彼らにとっての遺産なんだ。ラッシュはまさしく、そのタマを持ったバンドで…、いつだって奴らはクールだったのさ」──デイヴ・グロール
2012年11月のテキサス州ダラスにあるAmerican Airlines Arenaでの公演を収録したもので、11ヶ月も続いたこのツアーは、2012年に彼らが発表し、全米チャート2位という最高位を記録した最新スタジオ作『クロックワーク・エンジェルズ』に伴うツアーで、北米を2度、そしてヨーロッパも巡る大規模なツアーとなった。
3時間にも及ぶ興奮のパフォーマンスを収録したこのライヴ作品には、「トム・ソーヤ」「ザ・スピリット・オブ・レイディオ」「2112」といったラッシュのクラシックから、「アナログ・キッド」「テリトリーズ」「サブディヴィジョンズ」といった80年代のラッシュの名曲、そして、“クロックワーク・エンジェルズ・ストリング・アンサンブル”と名付けられたゲスト・アーティストと共に披露された、このツアーのために特別なアレンジが施された「ヘッドロング・フライト」「YYZ」「レッド・セクターA」といった楽曲が収録されている。
御存知の通り、今までのラッシュのツアーはメンバー3人のみで繰り広げられていたため、このストリング・アンサンブルのツアーへの参加は、バンドにとっても初の試みとなったものだ。もちろん最新作『クロックワーク・エンジェルズ』からの楽曲も9曲披露されている。
そしてもうひとつのハイライトとなるのが、今まで滅多にライヴで披露されたことはなく、もちろんライヴ音源として収録された事のない楽曲「ザ・ボディ・エレクトリック」や「ミドルタウン・ドリームス」を収録していること、そしてニール・パートの3度にわたるドラム・ソロ・パートが完全収録されている点だ。
なお、この最新ライヴ・アルバムの発売に先駆け、彼らの7枚のスタジオ作品が紙ジャケット&SHM-CD仕様で9月25日にリリースとなった。この“RUSH ATLANTIC YEARS紙ジャケット SHM-CDコレクション”は、それぞれ海外のみで発売されていたアナログ盤オリジナル・アートワークを極力忠実に再現したもの。アナログ盤のオフィシャル・リリースがなかった『テスト・フォー・エコー』と、新装版となった『ヴェイパー・トレイルズ』は対象外だが、音源も『プレスト』から『テスト・フォー・エコー』までの4枚は日本盤化されていなかった2004年のリマスター音源が使用されている。
このシリーズの中で特筆すべきは、2002年に発表された『ヴェイパー・トレイルズ』だ。今回の再発にあたり、アルバム全編に新たにリミックスが施されているのだ。
「『ヴェイパー・トレイルズ』は、状況的にも心情的にもとても困難な時期に作られたアルバムだ。ラッシュがどうすればまたラッシュになれるのか、を探っていた、という感じだった。その結果、間違いが起き、それを私達は長い間修正したいと願っていた。デヴィッド・ボットリルのリミックスによって、ようやく我々のこの作品が、与えられるべき正当な音と明瞭さを得ることが出来たと思う。どの曲も新たな生命を吹き込まれている。それこそ「ワン・リトル・ヴィクトリー」、「シークレット・タッチ」そして「シーリング・アンリミテッド」の燃えるようなサウンドから、「スウィート・ミラクル」から「ハウ・イット・イズ」のメロディックな音楽性まで、すべての曲がその名誉を回復しているんだ。デヴィッドに感謝だよ!」──ゲディ・リー
『クロックワーク・エンジェルズ・ツアー』
2013年11月20日発売
WPCR-15423~5 (3CD) \3,480 (tax incl.)
Set One
・Subdivisions
・The Big Money
・Force Ten
・Grand Designs
・The Body Electric
・Territories
・The Analog Kid
・Bravado
・Where's My Thing?/ Here It Is! (drum solo) Far Cry
Set Two
・Caravan*
・Clockwork Angels*
・The Anarchist*
・Carnies*
・The Wreckers*
・Headlong Flight*/ Drumbastica (drum solo) Peke's Repose (guitar solo)/Halo Effect* Seven・ Cities of Gold* Wish Them Well* The Garden*
・Dreamline*
・The Percussor (I) Binary Love Theme (II) Steambanger's Ball (drum solo) Red Sector A*
・YYZ*
・The Spirit of Radio
Encore
・Tom Sawyer
・2112
Bonus
・Limelight (soundcheck recording)
・Middletown Dreams
・The Pass
・Manhattan Project*
*“クロックワーク・エンジェルズ・ストリング・アンサンブル”
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