ヤマハが管楽器をモデルチェンジ、サクソフォン「YAS-62」「YTS-62」、カスタムサクソフォン「YTS-875」、“Neo”シリーズコルネット

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ヤマハは、管楽器の新製品としてサクソフォン62シリーズの「YAS-62」「YTS-62」、カスタムサクソフォン「YTS-875」、コルネット「YCR-8335」「YCR-8620S」を発売した。

「YAS-62」「YTS-62」は、プロ仕様のサクソフォン62シリーズの第4世代となるモデル。アルト・サクソフォンの「YAS-62」、テナー・サクソフォンの「YTS-62」がラインナップされる。いずれも新規開発の62専用ネックを搭載。性格な音程感を持ちながら、心地良い吹奏感と抵抗感を維持。よりいっそう音楽に集中して演奏が可能だ。低音キイには新機構を採用。Low B-C#キイの連結部分が新規設計となっており、低音部から高音部までの全音域でムラのないスムースな吹奏感と音色を実現している。また、手彫り彫刻が新デザインになったほか、セミハードタイプケースも新設計となり、肩掛け、リュックタイプといった身体負担を軽減する持ち方ができ、サイドには譜面なども収納可能、より使い勝手のよいものになっている。バリエーションはゴールドラッカー仕上げモデル「YAS-62」「YTS-62」と、銀メッキ仕上げモデル「YAS-62S」「YTS-62S」を用意する。


▲新62シリーズは新たに62専用ネック採用(写真左)。手彫り彫刻(写真中)やケース(写真右、YAS-62用)も新しくなっている。

「YTS-875」は、ヤマハ独自の音質を追求したカスタムサクソフォン。重厚かつ、最低音から最高音まで均一な音質と揺るぎのない音程を維持するのが特徴だ。ネックは新たにカスタムTV1ネックを搭載。息がしっかり入り、余すところなく楽器を鳴らすことができ、抜群の吹奏感でクリアで豊かな響きが得られる。

「YCR-8335」「YCR-8620S」は、“Neo”シリーズに新たに追加されたB♭コルネットとE♭コルネット。“Neo”は、「伝統的なブラスバンドの世界に革新的な技術を取り入れた新しい楽器を投入する」というコンセプトに基づき、全世界共通ブランドとして展開するシリーズだ。

「YCR-8335」は、David King氏監修のXenoコルネットをベースに、“Neo”として投入したもので、ベルマーキングも“Neo”となっている。マウスパイプ、主管抜差頭、連絡管にゴールドブラス材を使用、より深く豊かな音色と存在感を実現している。また、新設計の第1トリガーバネによる耐久性の向上が図られている。イエローブラス・クリアラッカーのYCR-8335とイエローブラス・銀メッキのYCR-8335Sのバリエーションを用意。ゴールドブラスベル仕様は特別注文品(納期4~5カ月)となる。


▲Neoシリーズとして登場したカスタムB♭コルネットYCR-8335とカスタムE♭コルネットYCR-8620S。

「YCR-8620S」は、完成度の高いXenoシリーズの8620を新たに“Neo”シリーズとしてラインナップしたE♭コルネット。すべての音域であたたかく華やかな音色が特徴で、ベルに“Neo”の刻印が施され、ケースも従来のダブルケースから専用シングルケースに変更、運搬時の安全性が向上している。クリアラッカー仕上げは特別注文品(納期4~5カ月)となる。


▲発表に先立って開催された新製品内覧会ではケースや特注モデルも展示。写真左はYAS-62、YTS-62とケース。右はコルネットYCR-8335とYCR-8620のバリエーション。

◆YAS-62
価格:278,250円
◆YAS-62S
価格:330,750円
◆YTS-62
価格:330,750円
◆YTS-62S
価格:404,250円
◆YCR-8335
価格:283,500円
◆YCR-8335S
価格:299,250円
◆YCR-8620S
価格:309,750円

◆YAS-62 製品詳細ページ
◆YTS-62 製品詳細ページ
◆YTS-875 製品詳細ページ
◆YCR-8335 製品詳細ページ
◆YCR-8620S 製品詳細ページ
◆ヤマハ
◆ヤマハ 管楽器・吹奏楽器
◆BARKS 楽器チャンネル
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