絢香、4年ぶりに「三日月」歌う。全国ツアーがスタート

絢香が、9月5日に神戸国際会館こくさいホールにて、全国ツアー＜LIVETOUR 2013 Fortune Cookie～なにが出るかな!?～＞の初日を迎えた。

◆絢香 ＜LIVETOUR 2013 Fortune Cookie～なにが出るかな!?～＞ 画像

9月4日にリリースされた自身初のカバーアルバム『遊音倶楽部～1st grade～』のテーマは「学校」。そこで、ライブは学校を思わせるような“チャイム音”が鳴ってスタートする。テーマカラーでもある「緑」に照らされた幕が振り落とされ、スクールガールを意識したグレーのグレンチェックのジャケットに蝶ネクタイ姿の絢香が登場すると会場は一瞬にして大歓声に包み込まれた。

今回のライブは、このアルバムを引っさげて開催された全国ツアーとなっており、久保田利伸「LA・LA・LA LOVESONG」や小田和正「たしかなこと」、中島みゆき「空と君のあいだに」など、アルバムに収録された、誰もが一度は聴いたことのあるジャンルも世代も超えた名曲11曲すべてを歌唱した。

またカバー曲以外にも、絢香が発表したオリジナル楽曲の中から「TOURで聴きたい曲」として投票し、選ばれたリクエスト上位5曲も披露された。その中で1位に選ばれた　「三日月」は、絢香にとって、なんと約4年振りの歌唱。イントロが流れると、それだけで拍手が沸き起こり、4年の時を経て、さらにパワーアップした歌声に包み込まれると、絢香の想いと観客の想いが通じ合い、思わず涙する観客も多数見られた。

さらに「キットカット」日本発売40周年キャンペーンに絢香が書き下ろした新曲「ありがとうの輪」も、今回、ファンの前で初披露。歌詞を書くにあたり「ありがとうを一番伝えたいのは誰ですか？」とTwitterで投げかけ、ファンからの返信を参考に綴られた歌詞に、会場全体が聴き入り温かい空気に。絢香本人も、感極まり涙を浮かべての歌唱となった。

「LIVEをするこの時があるから頑張ってこられたし、この場所がとても大事です。」── 絢香

◆BARKSライブレポ
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