ヤマハから、ライブ現場で求められる要素を反映したオーク100%シェルでパワフルなサウンドのドラム「LIVE CUSTOM」
▲ヤマハ システムドラムス「LIVE CUSTOM」のエメラルドシャドーサンバースト(EWS)。
「LIVE CUSTOM」は、硬質なオーク材を従来より厚いシェルに成型したことで、さらにパワフルで存在感あるサウンドを実現したモデル。さらにマイク集音しやすい音作りに必要とされるシェル毎での理想的なレゾナンス(余韻)と分離の良さも併せ持つことで、迅速なサウンドメイキングが可能。これらは、プレーヤーの観点と音を観客に届けるPAなどのサウンドエンジニアの観点からの意見を反映して完成させたもので、まさにライブ現場に最適なドラムセットとなっている。
外観には、ダークシルバー仕上げの金属パーツの採用や木目が際立つ塗装による高級感あふれるカラーフィニッシュをはじめとした4種類のラインアップを用意。エメラルドシャドーサンバースト(EWS)、アンバーシャドーサンバースト(AWS)、ブラックシャドーサンバースト(BWS)、そして、つや消しのブラックウッド(BKW)がラインナップされる。
▲ラインナップは4色。写真は左からアンバーシャドーサンバースト(AWS)、ブラックシャドーサンバースト(BWS)、つや消しのブラックウッド(BKW)。
オークシェルのポテンシャルを最大限に引き出すためのハードウェアも見どころ。ホルダーやブラケットなどのハードウェアとのマッチングにおいても試行を重ね、シェルのサウンドやルックスを引き立てる新規設計としている。また、フープやラグにダークシルバー仕上げを施し、シェル内面にはサウンドバランスを整える効果もあるブラック塗装とすることで、ステージで映える精悍なルックスを演出する。
最後のポイントは幅広い音楽ジャンルに対応するサイズ構成。フロアタムは最適な余韻にコントロールできる深さに設定・バスドラムは現在のミュージックシーンに幅広く対応できる6つのサイズを用意する。特に、口径22インチのバスドラムには大音量のロック系アンサンブルに埋もれない十分な音量を得ることのできる深さ18インチのものも採用している。
発表に先駆けて5月に行われた内覧会では、ドラマーの今井義頼が演奏を披露。バスドラムについては「すごい重低音がある」とし、以前から使用しているという深さ17インチのオークカスタムと比べて短いのに「それにもまして迫力がある」と評価。フロアタムについては、「迫力ですね。叩くたびにどんどん好きになっていく」「叩いていてくっきり音が出る」、タムは「ホルダーで鳴らしているんですけど、それでもズシンと下からしっかりくる」とこちらも低音成分の出方を気に入った様子。
▲内覧会で演奏を披露したのは野獣王国のサポートなども務める今井義頼。写真のカラーはアンバーシャドーサンバースト(AWS)。
▲内覧会ではステージで使われたカラーとは異なるカラーバリエーションも展示。
◆ヤマハ システムドラムス LIVE CUSTOM
・バスドラム LNB1814など6サイズ・7品番:110,250円~131,250円
・フロアタム LNF1413など3サイズ・3品番:43,950円~59,850円
・タムタム LNT0807など6サイズ・6品番:33,600円~48,300円
・スネアドラム LNS1455:42,000円
◆ヤマハ システムドラムス LIVE CUSTOMタムパッケージ
・LNP6F3:126,000円(フロアタム LNF1615、タムタム LNT1007/LNT1208、タムホルダー TH945B)
・LNP4F3:120,750円(フロアタム LNF1413、タムタム LNT1007/LNT1208、タムホルダー TH945B)
※タムパッケージは、<フロアタム×1台+タムタム×2台+タムホルダー×1個>をパッケージし、一つの梱包としたもの。これに好みのバスドラムやスネアドラムなどを組み合わせることでドラムセットとなる。
発売日:2013年7月10日
◆LIVE CUSTOM 製品詳細ページ
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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