【イベントレポート】クリスハート、デビューシングル発売記念イベントで木山裕策と奇跡の歌声を披露

クリス・ハートがデビューシングル「home」の発売記念イベントをデビュー日である5月1日、新橋駅前のSL広場前にて開催し、会場には 「home」のオリジナルを歌う木山裕策が祝福に駆けつけた。

◆クリス・ハート　PV／画像

会場となった新橋駅前のSL広場前には、19時のイベント開始の前にも関わらず、すでに多くの観客が集まり、クリス・ハートの登場を待っていた。その観客のなかには、たまたま通りかかった人や仕事を終えて帰宅するサラリーマンやOLが、ステージに貼ってあるポスターを見るなり足を止める様子があった。「この人、歌がすっごくうまいんだよね！」「聴いていこうよ！」などという声もあちらこちらから。それは、日本テレビ系『のどじまん ザ！ワールド』に出演、優勝し、聴く者の心を震わせる彼の歌声がいかに注目されているかを実感できた場面だった。

観客からの拍手に迎えられ、クリス・ハートが登場。まずは彼がJ-POPにのめり込むきっかけとなった小田和正の「たしかなこと」を披露した。誰もが知る名曲を繊細に、そしてのびやかに歌う彼の姿を目にし、足を止める人がさらにどんどん増える。この日はなんと、会場には700人を超える観客が集まっていたという。

続けて、泣ける歌として大ヒットし、「home」のカップリング曲にも収録されているJULEPSの「旅立つ日」のカバーでは、感情を込めて歌うあまり、クリスの目から涙がこぼれる。楽曲に対する彼の純粋な思いがとても伝わってきて、胸を打たれた。

その後、スペシャルゲストとしての呼び込みとともに、オリジナルの「home」を大ヒットさせ、この曲で『紅白歌合戦』へ出演を果たした木山裕策が、花束を手にステージに登場。すると会場からは大きな歓声が湧き上がった。あまりの観客の多さに木山は驚きながらも「家族で番組を見ていたときにクリスさんが「home」を歌っていて、そのソウルフルな歌声に感動しました。それ以来、家族みんなでファンです（笑）。そしてこの「home」がデビュー曲になるなんて、とてもうれしいです」とクリスのデビューを祝福した。

そして「home」を2人で披露するという、夢のデュエットが実現。お互い家族を持つ2人が歌う、“家族愛”が真っすぐに伝わってくる。それはとても温かくて、心地よくて。日々の生活でカサカサしてしまった心をじんわり癒してくれた。初披露となるこの共演に、会場にいたみんなが酔いしれ、なかには涙する人の姿もあった。

最後にクリスは「皆様の応援のおかげで今日デビューすることができました。感無量です。そして木山さんと共演できたなんて夢のようです。これから一生懸命頑張って行きます」と話し、大きな拍手に送られて、イベントは大成功で幕を閉じた。

イベント終了後、それぞれの“home”へ帰る観客たち。その表情のどれもが穏やかだったのがとても印象的だった。


Debut Single「home」
2013年5月1日発売
UMCK-5430　￥1,050（税込）
1. home（作詞・作曲：多胡邦夫）
2. たしかなこと（作詞・作曲：小田和正）
3. 旅立つ日（作詞：秋元 康 作曲：井上ヨシマサ）

【ライヴ・イベント情報】
CD発売記念フリーライブ＆握手会開催決定
5月3日（金）　越谷レイクタウン Mori 1F 木の広場
15:00～、17:00～
5月4日（土）　トレッサ横浜　南棟1Fイベント広場
17:30～
5月5日（日）　ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場
15:00～、18:00～

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