トム・モレロ「ブルース・スプリングスティーンとプレイするのは大挑戦」

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リトル・スティーヴンの代わりにブルース・スプリングスティーンのオーストラリア・ツアーに参加中のトム・モレロ(G)。これは彼にとって大挑戦だそうだ。スプリングスティーンは毎晩、彼に容赦なく課題を与えてくるようだ。

◆トム・モレロ画像

彼は『Rolling Stone』誌にこう話している。「このツアーのために3ヶ月で50くらいの曲を学んだ。そして毎晩、ブルースはサウンドチェックの90分前までに、これまでプレイしたことがない7,8曲を知らせてくる。さらに彼は、ショウの合間に、それまでまったくなんの相談もなかった曲を出してくるんだ。聴いたことない曲さえある!」

「毎晩、違うものをプレイしてるんだ。再演はない。リニューアルだ」「毎晩、10億分の1秒くらいしか準備する時間がもてない曲が6~8もあるんだよ。でも、面白い。いまはそれがギグなんだってわかっている。“やってみよう!”って感じだ」

そんなモレロだが、ツアー終盤を迎え余裕が出てきたようだ。火曜日(3月26日)に開かれたメルボン公演で「Dancing In The Dark」をプレイする際、まず最初に踊り出したのが彼だったという。

俳優としても活躍するリトル・スティーヴンは撮影が入りオーストラリア・ツアーに参加できなかったが、4月終わりにスタートするヨーロッパ・ツアーで復帰する。モレロの挑戦は3月31日に終了だ。

Ako Suzuki, London
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