エルトン・ジョン、伝記ミュージカル映画の監督はマイケル・グレイシー

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マイケル・グレイシーが、エルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル仕立ての伝記映画『ロケットマン』の監督として正式に決定した。本作は、『リトル・ダンサー』の脚本家リー・ホールが執筆した脚本をもとに、エルトンのパートナーで製作会社ロケット・ピクチャーズを経営するデヴィッド・ファーニッシュがプロデュースを担当する。

◆デヴィッド・ファーニッシュ&エルトン・ジョン画像

監督に抜擢されたマイケルはDeadline.comに「エルトン・ジョンの音楽はみんなに知られて愛されているよね。でもエルトンの人生における真実のストーリーは素晴らしすぎて、ファンタジーとしてしか描けないくらいなんだ。不可能とも思えた夢を追いかけていたところから始まって一気にスターダムにのし上がり、しかも考えられないくらい人気になるってミュージカル映画としてしか描けないと思うんだ。エルトンのストーリーを伝える役割ができてとってもワクワクしているよ」と期待感を語っている。

またロケット・ピクチャーズのスティーヴ・ハミルトン・ショウCEOは、マイケルが本作の製作にあたり革新的で、しかも人を引き付ける想像力豊かなビジョンを持っているとマイケルを称賛している。「私たちは、観客を驚かせて感動させるような作品を創りたいんです。なので、マイケルが今回の作品を手掛ける監督として完璧だとすぐに分かりました」。

『ロケットマン』は、エルトンがすでに非凡な才能を見せていた5歳の頃から2億5000万枚を越えるレコードを売り上げるビッグスターになるまでの40年以上ものキャリアを描く模様だ。また、キャスティング担当のジェシカ・ロナンは、エルトンの子ども時代を演じる子役をすでに探し始めているという。ジェシカはこれまでにも『チャーリーとチョコレート工場』や『マチルダ』などの映画での子役発掘で既に定評がある。
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