【ライブレポート】アダム・ランバート、神の声域が渋谷公会堂を激震

ポスト

2年半ぶりとなるアダム・ランバート単独来日公演のために来日、初日公演となった2月19日(火)渋谷公会堂で、脅威のヴォーカルが超満員の会場に響き渡った。

◆アダム・ランバート画像

東京2日分のチケットは即完となっており、今回もライヴ会場にはアダム風ファッションやメイクでドレスアップしたり、『トレスパッシング』のテーマ・カラーであるイエローのアイテムを身につけた熱狂的ファンが多く来場。鮮やかなブルーのセット・アップ・スーツでアダムがステージに登場するや否や、割れんばかりの歓声が会場に響き渡り、ライヴ冒頭から超満員の会場は総立ちとなった。

ライヴ序盤は「イフ・アイ・ハッド・ユー」「クックー」「ネヴァー・クローズ・アワ・アイズ」など、ダンサブルなパーティ・チューンが立て続けに披露され、会場は一気に巨大ディスコ状態。中盤では「アンダーニース」など最新作からのバラード楽曲を圧巻のヴォーカルで歌いあげ、その息をのむほどの美声が会場を圧倒、リアーナのカヴァー「ステイ」では鳥肌が立つほどの美しさを見せつけた。

後半はまた一転、一気にセクシー・ムード全開となった。これまでのツアーではなかなか歌うことのなかったデビュー曲「フォー・ユア・エンターテインメント」を、アルバムとは違ったセクシーなスペシャル・アレンジで披露するなど、再び会場を沸かせる。クイーンのヒット曲を披露するというビッグ・サプライズも飛び出し、会場からはさらなる歓声がまき起こった。

アダム・ランバートは、2月21日(木)に東京での追加公演(渋谷公会堂)を行った後、金沢(2/23)、名古屋(2/25)、大坂(2/26)と日本列島を横断する。

撮影:Yoshika Horita

◆アダム・ランバート・オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報