ジェイソン・ニューステッド「俺はやめることでメタリカを救った」

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1986年から2001年までメタリカのメンバーだったジェイソン・ニューステッド(B)がメタリカについて語った。クリフ・バートンが事故で亡くなった後に加入し、サイド・プロジェクトが認められず脱退したといわれるニューステッドは、「俺は入ったことでメタリカを救い、やめたことでメタリカを救った」と考えているそうだ。

◆ニューステッド画像

彼は『Metal Force』のインタビューでこう話した。「もし俺がメタリカにいたら、メタリカはもはや生存していなかっただろう。バンドではなくなっていただろう」「これまで誰にも言ったことなかったけど、君には言うよ。俺は加入したときにメタリカを救った。そして、バンドをやめたときに彼らを救った。俺がその両方をやったから、彼らはいまでもいるんだ。俺だけの力でそうなったわけじゃない。だから、勘違いしないでくれ。独力じゃないんだ。俺の手柄だって思っているわけじゃない」

また、メタリカへの復帰を望むファンの声を聞くものの、その気はないそうだ。「“バンドへは戻るの? お願いだから復帰してくれ”とか言われるが、それはあり得ない。俺はもうあのバンドにいたんだ。俺のバンド人生の半分を一緒に過ごした。俺はいまいい感じだ。彼らのバンドのいまいましさの中にいる必要はない(笑)。すでにあのバンドにいたんだよ」

ニューステッドは2012年12月、Jesus Mendez JR(Dr)とJessie Farnsworth(G)と自身の名を冠したバンドNewsteadを結成したことを発表。1月初めに4曲入りのEP『Metal』をリリースした。


Ako Suzuki, London
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